fc2ブログ

Windows 10

メインマシンをWindows10に入れ替え

過去にWindows10をディスった記事を書いておきながら、結局メインマシンを入れ替えてみました。
MSのやり方はどうにも気に食いませんが、普段使いのアプリやゲームの事を考えると現実的にLinux系への移行は不可能なので…。
まぁ正直20年以上MSのOSを使っているので、Linuxを一から勉強するのは面倒臭過ぎるというのもあります。

今のところ個人的なWin10での利点はDirectX12のみなので、安定した環境を崩したくない録画機2台はWin7続行です。
嫁のメインマシンはそのうち入れ替えると思います。
X220は以前1回入れ替えたのですが、いまいち調子が悪かったためバックアップから戻してしまいました。
なお無料アップグレード期間が残り1ヶ月を切っていますが、我が家のマシンは去年中に全てTrue Imageでバックアップ後アップグレードして認証済みにはしてあります。

念のため書いておきますが、アップグレード認証だけしておいて元のWin7や8.1に戻したい方は必ずイメージバックアップを取ってからやりましょう。
アップグレード後1ヶ月は戻せる機能が付いていますが、こんな当てにならない機能を信用してはいけません。



Win7 → Win10の自動アップグレード機能など到底信用出来ないので、素直にクリーンインストールしました。
ISOファイルは今回MSのメディア作成ツールで作成したもので、中身は2016年4月バージョンだったと思います。

・X79のチップセットドライバが自動であたらない
Intelから落とした10.1.2.10、ASUSから落とした10.1.2.8いずれもインストール後再起動しても入れ替わりません。
ただし手動で検索すると入れ替わります。
おかげでこのSSのC600/X79かXeonと表示されてる行全てを手動更新する必要がありました。

Win10_001.jpg
初っぱなから一気にやる気を削がれるクソっぷりです。
二度とやりたくない作業だったので、ここで1回イメージバックアップを取ってしまったほどです。

・ドライバの強制自動インストールにイライラ
自動インストール自体は便利な機能だと思います。
ただし強制されるのがいけません。
今回はGeforce Driverが強制的にインストールされる状態で、好きなバージョンに入れ替えようとアンインストールすると再起動後勝手にまたインストールされます。
私はビデオドライバは上書きインストールしない主義なのですが、見事に潰されました。
仕方がないのでイラッとしつつ上書きインストールでバージョンを変更しました。

・ビルトインアカウント (常時特権状態) が潰された事によるイライラ
ビルトインアカウントというか、別の言い方ではUACの完全無効化とも言うようですが…。
Win7時代から制限された状態で使用していた方には関係無いかもしれませんが、いざ使えなくなると不便この上ないです。
正確にはビルトインアカウントを使う・もしくは管理者権限状態でレジストリ操作することにより常に特権状態でいられるのですが、UWPが全て使用不可になり設定画面を出すだけで一々注意メッセージが出るという超鬱陶しい状態になります
制限された状態だと、特に今回のような環境設定中はシステムフォルダやProgramFilesフォルダ等を直接弄る時に一々メッセージが出たり、時にはファイラーをわざわざ特権起動させる必要があったりで非常に面倒臭いです。
Win7の時は常時特権で使用していたのでこのようなくだらない制限は無かったのですが、本当にクソ仕様ですね。

・強制WindowsUpdateの制御
Win10 Proのみですが、強制WindowsUpadateをある程度制御出来る方法があるので設定しました。
グループポリシー (gpedit.msc) を起動し、以下のように設定します。

Win10_002.jpg

Win10_003.jpg

この状態で自動での更新チェックをさせると (つまり更新プロフラムのチェックボタンを押さないでほっとく状態) 勝手にダウンロードもインストールもされずに通知だけ出るようになります。
その状態でここから落とせるwushowhide.diagcabでインストールしたくない更新プログラムを指定出来ます。
指定後またほっとくとアップデート通知から除外され、その後ダウンロードを開始させる事により特定の更新プログラムをインストールしないでも済むようになります。
2chからの情報ですが、これが無かったらとてもWin10にする気になれなかったかもしれません。

・シャットダウン音の追加
Win10の各種効果音の設定をしようとすると最初に気付くのが設定出来るイベントが減ってるという事です。
特にシャットダウン音が無くなっているのは正気を疑うレベルです。
とりあえずググったところ、マイクロソフト コミュニティのこのスレッドがヒットしました。
起動音を鳴らすことはできますか? - マイクロソフト コミュニティ
このスレのContar氏の書き込みが正解です。
これまたWin10 Pro専用で、グループポリシーを使用します。
私も設定しシャットダウン音を鳴らせるのを確認しました。
ちなみに私は高速スタートアップは無効にしています。
なお氏が書いてあるように他で引っかかるレジストリ変更方法は無意味のようです。

・MSCOMCTL.OCXのエラー
愛用しているツールを片っ端から起動確認していたところ、MP3GainがMSCOMCTL.OCXのエラーメッセージを吐き起動しませんでした。
ググったところ下記のサイトがヒットしました。
MSCOMCTL.OCXが見つかりませんエラーの対応方法 | 気ままにライフ
書いてあるようにMSCOMCTL.OCXを登録すると無事MP3Gainが起動しました。



・SteamとOriginの復旧
私はシステムドライブのバックアップを定期的に取る事もあり、基本的に大きなソフトはCドライブにインストールしないようにしています。
当然SteamとOriginも本体・ゲームフォルダ共に別ドライブに入れてあります。
今回OSのみの入れ替えなのでこれらの実データは全て残っている状態でしたが、起動出来るように復旧をかけてみました。

結果的にはSteam・Origin共にクライアントは元と同じフォルダを指定して上書きインストールで復旧出来ました。
ゲーム自体は最初に起動しようとした時に再インストールするような動きになりますが、実際には多分レジストリ関連の登録等だけでインストール済みの実データの上書きまではしません。
ただうろ覚えですがCrysis3はインストーラーをダウンロードし直していたかもしれません。
Crysis2はQMODというmodをインストールしていたのですが、問題無くその状態で起動しました。
手持ちゲームで特殊な事をしたのは以下の2本です。

・Just Cause 2が起動しない
起動させたところ、暗転後OPムービーが流れずデスクトップに戻ってしまいます。
色々調べたところ、これはSteamクライアントからJust Cause 2のプロパティ → ローカルファイル → ゲームキャッシュの整合性を確認で解決しました

・Skyrimで起動時にエラーダイアログが出る
Skyrimを起動しようとすると「プロシージャエントリーポイントCreateDXGIFactory2がダイナミックリンクライブラリC:\WINDOWS\SYSTEM32\d3d11.dll.から見つかりませんでした。」というエラーダイアログが出ます。
これは私が使っているENBのせいのようです。
このエラーが出た場合、SkyrimフォルダにあるENB用のdxgi.dllをC:\Windows\System32\dxgi.dllで上書きすれば解決します。
ちなみにSkyrimのmod環境の復旧は一番の大問題でしたが、Nexus Mod Managerを使っている私の場合2回目で綺麗に復旧出来ました。
Skyrimのmod環境はそれこそ千差万別なので確実な事は言えませんが、いずれにせよきちんとバックアップを取ってから色々テストすべきですね。


SteamとOriginの環境復旧はOS再インストール時の最大の懸念だったのですが、事前の予想よりかなり楽に復旧出来ました。
Steamクラウドなどのオンラインストレージは使用していないのでドキュメント下のセーブデータ等は自分でバックアップ・リストアする必要はありますが、色々modで弄ったゲームも基本的にはそのまま復旧してくれたので楽でいいです。



以上のように、実験環境ではなくメイン使用の環境での移行には多少トラブルもありましたが、Win10が正式に出てから11ヶ月を過ぎている事もあり色々調べる事でほぼ対処出来ました。
ただぶっちゃけWin10にしての利点があったかというと、現時点では特筆すべき利点は無いかな…という感じです。
今後増えるであろうDirectX12のゲームが出来るとか、コマンドプロンプトでキーボードショートカットが効くようになったとか、毎回調べて対処しないと異様に遅いWindowsUpdateが楽になるとか、そのくらいかもしれません。

Win10になって復活したと目玉にされてるスタートメニューですが、実験機でのテストで使いものにならない事は分かっていました。
スタートメニューの編集は右のタイル部分しか出来ないので、例えばスタートアップにこのツールを入れたいとかがいちいち手間が掛かります。
しかも「すべてのアプリ」を押しても切り替えに妙に時間が掛かる事もあり意味が分かりません。
もうスタートメニューに見切りを付けたのでこの状態です。

Win10_004.jpg

ちなみにスタートボタンの右クリックメニューだけはちょっと評価しています。
実際のプログラムランチャーとしては私はCLaunchを使用しています。
わざわざスタートボタンを押す必要がなくデスクトップのどこででも起動出来、設定によってはスタートアップフォルダ的な使い方、しかも特別権限起動可能・任意の遅延起動機能付きという素晴らしさです。

MSとしては自分たちの儲けのためにUWPを押していますが、UWPアプリの設定ファイルって手動でバックアップ・リストア出来るんでしょうか?。
今回のOS再インストールでも実感しましたが、設定ファイルやレジストリを自力でバックアップ・リストア出来る事が私にとっては最重要です。
設定を保存出来ないアプリなど要らないのでこうなりました。

Win10_005.jpg

現実にはマップはブラウザでのGoogleマップを使用するので、MS謹製UWPアプリなど1個も使っていません。
ちなみに上記のように設定しても、(多分各拡張子毎に1回は) 次のようなダイアログが出ます

Win10_006.jpg

このしつこ過ぎるUWP推しにはキレそうになります。
もうMSはOSだけ作ってればいいので、使いものにならないゴミアプリの押しつけは本当に勘弁してほしいところです。


Windows 10

Microsoftの暴挙 再び

IEのセキュリティパッチにWindows 10アップグレード広告を挿入&システム管理者にアップグレードを促す広告も現れいよいよMicrosoftの本気度が明らかに - GIGAZINE

これはヤバイです。
例によって私はまだ様子見期間中なので自分では確認出来ていませんが、本当なら酷い話です。
セキュリティパッチとWindows10へのアップデート広告の抱き合わせ…MSはソフトウェア会社としての一線を越えてしまったのでしょうか?。

ちなみにWindows7ではIE10以前はすでにサポート切れのため、古いIEに戻すというのは現実的にはお勧め出来ません。
かといってセキュリティパッチを当てないというのもまるでお勧め出来ません。
実際の選択肢としては広告を甘んじてIE11を使い続けるか、これをきっかけにIE11を使わないようにするかの二択のようです。
私の場合はデフォルトはChromeと同じBlinkエンジンを使用するSleipnir 4を常用しているので普段は全く問題ないはずです。
ただBlinkエンジンで表示に問題が出るページではIEのTridentエンジンでの表示に切り替えて使っているため、この時にもし余計な広告ページが表示されたらちょっとイラっとすると思います。

まぁ個人ユーザーはIEを捨てるという選択肢で回避可能ですが、IEを簡単に捨てられない企業ユーザーは本気で困りそうですね。
しかも上記記事によると管理者権限の無いユーザーから管理者にWindows10へのアップデートを促させるようなシステムも入っているようで、企業のシステム管理者への挑戦としか思えません。



2016年3月度のWindowsアップデートでは、恒例のWindows10へのアップデート表示が酷くなり半強制どころか強制になってしまったという声もあるようです。
どうも一律ではなくマシンによって状況が違うようで情報が交錯していますが、そんな中こんな動画を見つけてしまいました。



もしこれがコラージュでは無く本当だとしたら…途方に暮れるしか…。



今回紹介した症状は自分で確認出来ていないため正直半信半疑なところはありますが…。
真実であるならばこれは嫌がらせという域を超え、もはやウィルスでしょう。
世界最大のソフトウェア会社がやっていい事ではありません。

個人的には、こんなウィルス作ってないでさっさとWindows10での強制アップデートシステムの廃止とビルトインアカウントの特別権限を返せと言いたいです。
独占シェアを持つ会社がユーザーの事を全く顧みず暴走するとこのような恐ろしい事態に発展するという見本になっていますね…。



Windows 10

Microsoftの暴挙

Windows10の発売前後から日増しに強まっているMSのWindows10への強制アップデートですが、とうとう強引な方針を取ってきました。

Microsoft、SkylakeでのWindows 7/8.1サポートを2017年7月までに短縮 ~Intel、AMD、Qualcommの次期SoCはWindows 10のみをサポート - PC Watch

鈴木淳也の「Windowsフロントライン」:次世代プロセッサはWindows 10のみ対応、SkylakeのWindows 7/8.1サポート終了は2017年7月という衝撃 (1/2) - ITmedia PC USER

どちらもスポンサーありきのメディア系記事なので淡々と書かれていますが、ぶっちゃけて言うとこれMSが公約を反故にしたって事でしょう。
なにやら言い訳がましい事がつらつら書かれていますが、毎回新CPUの新機能 (例えばSkylakeのTSXなど) に対応しろとまでは言わないので普通に使用出来る程度でサポートすべきではないでしょうか。
Windows7は2020年・Windows8.1は2023年までの延長サポート期間があるのに、後出しでこの対応は詐欺と言わざるを得ません。
まぁメディア系は決して書かないと思いますが、これ単にWindows10へ強制的に移行させたいだけなんですよね。

「Windows 10にアップグレードしませんか?」のポップアップ広告プログラムがさらにアグレッシブに変更される - GIGAZINE

とうとうこんなことしちゃってますからねぇ。
私はWindows Updateでの不具合が目立ち始めた頃からずっと手動設定にしてあるので引っかかってはいませんが、このやり方は強引すぎでしょう。

あの手この手で強引にWindows10にアップデートさせるより前に、何故Windows10がパワーユーザーや企業に嫌われるのかを考え反省し、修正するのが先ではないでしょうか?。


前にも書いた事がありますが、ユーザーの利便性より自分たちの利益最優先の方針を強制する辺りMSも大企業病の末期症状のようです。



私は現在Windows10は実験機の1台のみ稼働状態です。
まぁインストールされているだけで、一月以上電源を入れない事もある状態ですが。
ただしある程度常用状態に近い環境までは弄ってあるので、その間に感じた私個人の不満点を上げてみます。

・ビルトインアカウントが事実上使用不可
これはWindows10からではなく8からのようですが、ビルトインアカウントでログインするとUWPアプリが動かず、対策としてレジストリを変更するとただの管理者権限 (特別権限無し) になりビルトインアカウントの意味が無くなってしまいます。
このおかげで普通にアプリケーションを起動させると特権を持っていないため、色々不都合が出ました。
具体的には桜時計をスタートアップ起動しても時刻設定が出来ない、ファイラーAsrでは設定のエクスポートが出来ない、FastCopyのシェル拡張設定が出来ない、などです。
もちろん対策方法はあり、桜時計はタスクスケジューラーでログイン時起動なら管理者として起動出来るとか、AsrとFastCopyは手動で管理者起動させた時なら上記不具合は出ません。
ようは私としてはわざわざ一手間も二手間も取らせるんじゃねーよこのクソOS (乱文失礼) という部分が大いに不満な訳です。
そもそもはなんの注意もせず.exeファイルをクリックしてしまう素人を考慮しての権限分けだったはずですが、素人が使用出来ない隠し状態になっているビルトインアカウントにこんな制限付ける必要はあるんでしょうか?
個人的にはこれはパワーユーザーでも弄れない部分を作り、MSに都合のいいシステムを組み込むための伏線なんじゃないかなと疑っています。
ようはブラックボックス化したいのでしょう。
いわゆるAndroid端末において、所有者が私であるにも関わらずroot権限が無いため弄れない部分がある、というのと同じ様な事をしたいが為でしょう。
痒いところに手を届かせない仕様 (ぶっちゃけて言うと余計な制限) というものは苛つきます。

・アップデートが強制
これの危険性はあちこちで書かれているので知ってる方も多いでしょう。
アップデートにより正常動作しなくなるプログラムがある場合、Windows8.1まではそのアップデートをしない事で回避出来たのですがWindows10では強制アップデートなので出来ません。

【特別企画】企業にとって大きな問題になる? Windowsのサポートポリシー変更 - クラウド Watch

企業ユーザーにとっても大問題で、強制アップデートにより業務が止まったり大金を掛けてプログラム修正をしないといけなくなる可能性があります。
個人ユーザーでも、使い慣れている環境が突然動かなくなったり勝手に愛用しているアプリケーションをアンインストールされたりしたらキレますよね。
しかもここ1年以上のWindows7のアップデートを振り返れば分かるように、バグ入りアップデートファイルを配信してユーザーに迷惑をかける事が毎月行事のMSです。
どう考えても強制アップデートを推進した人間は頭がおかしいです。
即刻改めるべき項目ですね。


・公認スパイウェア
まぁこれはAndroidもiOSもやってる事ですが、ユーザーのPCに入ってる情報やweb閲覧履歴などを抜いています。
どんな情報が抜かれているかはMSじゃないと正確には分からないので、どこまでMSを信じられるかで善悪が決まるのかもしれません。
ただ強制アップデート仕様のWindows10には別の大問題が起こる可能性があります。
ユーザーのPC内のファイル情報を収集し、MSにとって都合の悪いファイル等を強制アップデートで勝手に書き換えたり削除したりが可能なんですよね。
これってOS自体がウィルスソフトのような気が…。

・一部のゲームが動かない
Windows 10はSafe Discと特定のSecuROM採用ゲームがプレイ不可―セキュリティ上の理由で | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

私の手持ちではBF2がSafe Discのようで、実験機では起動出来ませんでした。
まぁ正確には最終パッチの1.50を当てればプロテクトが解除された気がしますが、ソロプレイ時に分隊長要請が出来なくなり面白くないのでうちのBF2は1.41の状態です。
この問題にせよガジェットの廃止にせよ、セキュリティの問題と言えば文句言われないだろうというMSにとって都合の良い言い訳にしか聞こえなくなっています。



なんかまだまだあったような気もするんですが、とりあえずすぐに思い当たる不満点は以上です。
使用しているソフトの関係上Windowsしか選択肢がないのでいずれはWindows10に移行せざる得ないでしょうが、もうちょっと何とかならないかなとは思います。
とは言っても事実上市場を独占している状態なので、トップ層が入れ替わるとか欧米の政府機関から圧力がかかるなど過去に起こった事が再発しないと変わらないでしょうけど…。

正直MSは大きな勘違いしてる気がしてなりません。
MSのやってる事を見るとどうみてもMSの言いなりになる初心者層がターゲットですが、現実にWindowsを必要としている層って
・動画エンコードやハイエンドなPCゲームなどの携帯端末には不可能なハイパワーマシンを必要とするパワーユーザー
・仕事として何かを作る・入力するなどの作業が必要な企業

などでしょう。
初心者層はもうスマホやタブレットで十分で、高価で色々面倒臭い設定が必要なPCが今後も多数売れるとはとても思えません。
不満点を総括すると「我々が管理するOSを使わせてやる」というMSの勘違いした奢りが目に付きますが、本来OSというものはユーザーが管理するものでありメーカーにあれこれ強制されるいわれはないはずです
MSは現実を見つめた上で、メインであるパワーユーザーや企業に支持されるOSを作るべきです。


Windows 10

Windows10 Insider Previewのテスト その3

今回はSoundBlaster X-Fi XGのドライバインストールでもしようかと実験機のWindows10を起動してみると…Build 10240のアップデートが来たため、まずWindows10のアップデートを実行しました。

Win10_10240_001.jpg

Win10_10240_002.jpg
アップデートファイルをダウンロード後、指示に従い再起動するとこの画面になりアップデート作業が進行します。
3回ほど勝手に再起動してアップデートが完了すると、ISOで新規インストールした時と同じ様な画面が出て設定を促されます。

Win10システム_002
アップデートが完了し10240になると、このシステム画面からInsider Previewの文字が消えています。

ちなみにこのアップデートをするとビルトインAdministratorアカウントは再び無効化されます。
さらにレジストリFilterAdministratorTokenも勝手に0に戻されてしまうという念の入れ方です。
正式版になっても同じ事をされそうなので、Buildアップを頻繁にとか勝手にとか実行されると非常に鬱陶しい事になります。



とりあえずBuildアップは無事終了したのでSoundBlaster X-Fi XGのドライバをインストールしてみる事にします。
もちろんあのCREATIVEがすでにドライバを用意しているような事はあり得ないので、現在は有志ドライバを使用するしかありません。
ちなみに公式情報はこちらになっており、X-Fi XGやメインマシンで使用しているX-Fi Ti FCSはドライバ提供が2015/10予定になっています。
今までのCREATIVEを踏まえると下手すると打ち切られる可能性すらあったので、今年中に提供されるならまだマシな話かもしれません。

Daniel_K's Official Blog
今回はこちらのSB X-Fi Series Support Pack 3.4を使用しました。

Win10_X-Fi_001.jpg
きちんと日本語対応しています。
X-Fi Titanium系も同梱されているインストーラーなのでDolby Digital Live PackやDTS Connect Packもインストールは出来ますが、どのみちアクティベート出来ずに使用出来ないので私はインストールしません。

インストールは無事終了し再起動後音も出るのですが、常用するには厳しい不具合があります。

Win10_X-Fi_002.jpg
このコンソールランチャでの設定のほとんどを記憶してくれません。
イコライザもCrystalizerもバスもヘッドホンも駄目です。
Windows10を再起動すると全部初期状態に戻ってしまいます。

ちなみにこれはBuild 10162とSB X-Fi Series Support Pack 3.3SEでも起こっていた現象です。
Buildアップで直らないかなと期待していたのですが駄目だったようです。
上記作者のBlogではなにやらMicrosoftに対して憤慨しているようにも感じたので、Windows10のオーディオシステム周りになにか問題があるのかもしれません。

※追記
上記SB X-Fi Series Support Pack 3.4のリリースノートにこの問題点が書いてありました。
既知の不具合のようです。
英語だったのですっかり見逃していました。

どうやら設定変更を記憶させるためには高速スタートアップ機能を使ってシャットダウンしなければならないようです
(高速スタートアップ機能は再起動時は働かず、シャットダウン時のみ機能するため)
正直なぜこんな事をしなければならないのか理解しかねますが、試しに高速スタートアップを有効にしてシャットダウン処理を行ったところ確かに設定を記憶させる事が出来ました。
ただしこの実験機、この高速スタートアップ有効でシャットダウンさせると次回起動時必ず起動失敗します。
起動中の画面で止まっているので、そこで一回電源を切るとその次は普通に起動出来ます。
それでもX-Fiの設定はちゃんと記憶するようにはなるのですが、通常使用で毎回これでは使っていられないのでX-Fiの設定を記憶させた後は高速スタートアップ機能は無効化しておかなければなりません。

この現象はWindows8以降で起こるようです。
つまりまたしてもWindows8の負の遺産による面倒臭い不具合 (MS的には仕様) ということですね。

※追記2
SB X-Fi Series Support Pack 3.5が公開されていますが、上記の謎仕様はOS側のせいなので修正は無理のようです。
あとスリープや休止でも設定が記憶されるのは確認しました。
再起動と高速スタートアップ機能を切った状態のシャットダウン時の2択のみ記憶されないようです。



私がWindows XPからVistaに移行した時に気に入った点としてAero GlassとWindows Gadgetsがあります。
Windows7でもこの2つは引き継いでいたので、Vistaの改良版として非常に完成されたOSだと思っています。

Windows10ではスタートメニュー限定ですがAero Glassが復活しており、個人的には真っ白で見にくい各ウインドウのタイトルバーも早くAero Glassにしてくれと思っているところです。

しかしガジェットの方は全く復活の兆しはなく、それどころか「Windows Gadgets」でググると一番上に来るMicrosoftの公式ページがこれです。

ガジェットは廃止になりました - Microsoft Windows

重大な脆弱性があるというなら修正すべきだと思うんですが…。
ぶっちゃけこれは建前で、本音はWindows8のアプリに強引に切り替えたかっただけでしょうね。
しかし広い画面で端の方に常に情報が表示されているガジェットというシステムは特にデスクトップPCと相性が良く、タブレット専用OSの8や8.1のゴミシステムをごり押しされても困ります
私の場合GPU MonitorとHWiNFO Monitorというガジェットを常駐させており、常にマシン状態をチェック出来る状態にしてあります。
車で言えばスピードメーターやタコメーターと同じような物で必須だと思っていますが、世の中にはタコメーターが付いていない車を疑問も抱かず運用出来る方もいるので、理解出来ない層には永久に理解出来ないのかもしれません。
正直、ガジェットが今後のOSで使えないなら2020年のサポート切れまでWindows7を使う事も辞さない覚悟です。

と前置きが長くなりましたが、強引にでもWindows10でガジェットが使えるか試してみました。

Download Sidebar | Gadgets Revived

ここからDesktopGadgetsInstaller.zipを入手します。
ちなみに本来はWindows8.1用のようです。

Win10_Gadgets_001.jpg
このインストーラーも日本語対応しています。


Win10_Gadgets_002.jpg
この部分ですが、全部グレーアウトし一切選択出来ない状態になっています。
Windows8系は持っていないので、この状態が正常なのかは不明です。


Win10_Gadgets_003.jpg
まぁ日本語が選ばれているならいいか…と思っていたら「日本人」になっていました。


Win10_Gadgets_004.jpg
インストール後はWindows7と同じようにデスクトップ右クリックでガジェット設定画面を呼び出せます。


Win10_Gadgets_005.jpg
ガジェットのインストールもWindows7と同じように可能です。


Win10_Gadgets_006.jpg
とりあえずメインマシンでも使用しているガジェットを動かしてみました。
ガジェットにステータスを送り出すMSI Afterburner付属のRTSSもHWiNFO64も問題無く動いています。
ちなみにMSNウェザーが東京のままなのは変更し忘れただけで、ちゃんと地域変更は可能です。

このWindows10にインストールされているIEは11なので、IEの詳細設定→スクリプトのデバッグを使用しない(その他)のチェックを外す (ようはデバッグさせる) 設定にしておいた方がいいです。
IE11がインストールされているのにこの設定をしていない場合は、OSに関係無くSidebar.exeは起動しているのに特定のガジェットが表示されない不具合が出る事があります。




とりあえず現状では強引にWindows10でガジェットを使用する事は出来たようです。
ただし最後の注意書きに書いたように、このガジェットというシステムはIEと密接な関係があるようなので、今後BuildアップでIE11が削除されたら終了でしょう。
ますますMS都合の更新を強制されたくない気持ちが強まるばかりです。

音源関連では現状X-Fi使用者には厳しいかなといった感じです。
まぁそもそも公式ドライバがまだ出てない事もありますが、CREATIVEにドライバの期待は一切出来ないのでX-Fiの機能を便利に使っている方はしばらくはWindows10に移行しないのが吉でしょう。


Windows 10

Windows10 Insider Previewのテスト その2

今回は実験機の中でも最古パーツ、TekramのSCSIカード DC-390FをWindows10 x64で使えるようにしてみました。

そもそもこのDC-390Fはすでに17年程前の一品で、未だに動作する事が驚きのレベルです。
といいつつ、実はAdaptecのAHA-2940U2Wも完動品を持っているのですが、こちらはx64用ドライバが私には見つけられなかったので今回は使用しません。

DC-390Fも公式ドライバだとWindows2000用までしかなかったと思います。
ただこの公式ドライバ、なんとWindows7 x86 (32bit版) では正常動作したのでWindows10 x86でも動作する可能性は高いと思われます。
DC-390Fのx64ドライバは下記サイトから入手しました。

アラジンポット過去ログ

この記事の下の方にWindows7 x64用のDC-390Fドライバがあります。
以前実験機にWindows7を入れた時には普通にインストール・稼働出来たので、Windows10でも動くだろうと期待しインストールしてみました。

Win10_DC-390F_001.jpg
デバイスマネージャーからインストールします。
ちなみに下のマルチメディア オーディオ コントローラーはSoundBlaster X-Fi XGです。


Win10_DC-390F_002.jpg
Windows7ではすんなりインストール出来たのですが、Windows10だとINFにデジタル署名情報が含まれていませんと言われ弾かれてしまいます。


調べてみたところ、どうもこの制限もWindows8からのようです。
そこでこのドライバをインストールするために「ドライバー署名の強制を無効にする」機能を使ってみました。

Win10_DC-390F_003.jpg
Windows10 Build10162ではここから開始します。
今すぐ再起動するボタンを押します。


Win10_DC-390F_004.jpg
トラブルシューティングを選択します。


Win10_DC-390F_005.jpg
詳細オプションを選択します。


Win10_DC-390F_006.jpg
スタートアップ設定を選択します。


Win10_DC-390F_007.jpg
再起動ボタンをクリックします。


Win10_DC-390F_008.jpg
再起動後この画面になるので、キーボードで7を選択します。

するとWindows10が起動し、次に再起動するまでの間ドライバー署名の強制が無効化されています
ここで再びDC-390Fのx64ドライバをインストールしようとすると
Win10_DC-390F_009.jpg
この画面が出るので、「このドライバーソフトウェアをインストールします」を選択してインストールします。


Win10_DC-390F_010.jpg
正常にインストールされました。


Win10_DC-390F_011.jpg
再起動後のデバイスマネージャーです。
DC-390Fとしてではなくチップ互換なLSI Logicボードの名称になっていますが、問題無く動作します。
最新のWindows x64上でSCSIボード・SCSI MO・FDD・ATAPI DVD-ROM等の骨董品デバイスとSATA SSDやHDDが同居しています。


Win10_DC-390F_012.jpg
試しに640MB MOをセットしてみました。
全く問題無く認識します。
ちなみにこのメディアにはPC-9821時代のバックアップが入っており、日付は今から19年前の1996年でしたが特に問題無く読めました。
今時のUSBメモリやSSDなどの不揮発メモリより保存性は上かもしれません。



ドライバの入手先の記事で分かると思いますが、今回使用したDC-390Fのドライバは元々Vista x64に同梱されていたものです。
Vista発売から9年ほど経っていますが、最新のWindows10でも動作可能なことからWindowsの互換性は侮れないものがあります。
まぁ未署名ドライバはどんどんインストールが面倒になっていますが…。

それにしても昔のパーツ・デバイスは丈夫ですねぇ。
MOメディアですが、押し入れから引っ張り出したものを20枚ほど試してみましたが、どれも正常にマウント可能でした。
厳密なファイルチェックまではしていませんが、マウントすら怪しいものが出てしまうCD-RやDVD-Rより信頼性は高そうです。
ただしFast SCSI規格のデバイスであり、最大転送速度が10MB/sと下手するとTLCのUSBメモリ以下の速度しか出ないので、現代においての実用性はないでしょうね。

上記写真はXperia Z3のお任せで撮ったのですが、正直G15を出すべきだったかもと思ってしまう画質です。
ただPCへの転送がWi-Fiでサクッと出来るので目茶苦茶楽なんですよね…。


Windows 10

Windows10 Insider Previewのテスト その1

とうとう後2週間ほどでWindowsの最新バージョンWindows10が発売されます。
マイクロソフト曰くこれが最後のメジャーバージョンアップになるとの事で、Windows8・8.1を華麗にスルーした私でも10へのバージョンアップは避けられないと考えています。

現在Windows10 Insider Previewが公開されており自由にテスト出来る状態なので、自作erらしく仮想環境では無く余り物で構成された実験機でインストール・実用環境テストをしてみました。
実験機のスペックは以下の通りです。

【CPU】Intel Core 2 Duo E8500@4.2GHz
【COOLER】Thermalright TRue Black 120
【M/B】ASUS P5E@RF化
【MEM】Corsair CM2X2048-8500C5 + Transcend TX1066QLU-4GK 計4枚8GB
【VGA】Leadtek WinFast GTX260 EXTREME+ V3
【音源】CREATIVE Sound Blaster X-Fi XtremeGamer
【LAN】P5E内蔵Marvell 88E8056
【SSD】PLEXTOR PX-64M3
【HDD】Western Digital WD3200AAKS
【FDD】MITSUMI製の黒FDD
【DVD】TOSHIBA TS-H352C
【MO】FUJITSU M2513E
【SCSI】Tekram DC-390F
【電源】ENERMAX EIN650AWT
【ケース】CHIEFTEC BX-03B-B-B/WOPS

一部かなりの骨董品が混ざっています。



実は先月から何回かBuild 10130でテストし始めていましたが、先日の3連アップデートの後ISOイメージも10162が公開されたため、改めて真っ新からインストールし直してみました。
10130の時も今回の10162も、rufusを使いUSBメモリをインストールメディアとして使用しました。
以前Windows10ではUEFIによるセキュアブートが必須になるかもしれないといった話があったようですが、とりあえず今のところはC2D+X38という年季の入った構成でも問題無くインストール可能です。

Win10システム_001

さらに最新Buildの10166にアップデートしたかったのですが、どうしても手動でアップデート出来なかったので今回は諦めて10162のままで進む事にします。

Win10_スタートメニュー_001
壁紙が古いのは10130でも使用したテストアカウントのためです。

さてWindows10ではスタートメニューが復活したという謳い文句でしたが、初めてこのスタートメニューを見た時は唖然としました。
プログラムランチャーとしての機能はまぁ復活していますが、個人的に超重要な各種システム設定へのアクセス部分がありません。
コンピューターの管理やネットワーク、ファイル名を指定して実行やコントロールパネルすらない有様です。
どうすんだこれ、と思ったら発見出来ました。

Win10_スタートメニュー_002
スタートボタンを右クリックで出てきます。
ハッキリ言わせてもらえば、この新スタートメニューの右部分 (モダンUIと言えばいいんでしょうか?) は全部要らないのでこの右クリックメニューをずらっと並べてくれ、と言いたいです。
Windows7まではスタートボタンは左クリックと決まっていたので、慣れるまで面倒そうです。
というか何故この重要な項目を全部右クリック側に隠すようにまとめたのか、決めた人間を問い詰めたい気分です。

私は8と8.1はスルーだったため、今回初めてMSアカウントをWindowsに割り付ける経験をしました。
が、とにかくこれ非常に使い辛いというか鬱陶しいです。
まず上記スタートメニューにあるようにログインアカウント名が表示されますが、これを修正しようとしても
Win10_MSアカウント_001
なんだこれ、姓と名強制入力ですか?
ハンドル名を割り付けたくても、片方をスペースとかも受け付けません。
まさか実名を入力しろと言うんでしょうか?
海外ではどうかは知りませんが、日本で実名入力とかちょっと勘弁願いたいです。


さらにこんな制限もありました。
Win10_スリープ解除のパスワード_001
自宅での自分用マシンでいちいちスリープ復帰時にパスワードなんぞ入れたくありません。
しかしMSアカウントを使用していると強制でございます。

あとコンピューターの管理→ローカルユーザーとグループではパスワードの変更は出来ません。
まぁローカルユーザーではないからと言われればそうかもしれませんが、一から十まで面倒なんだよMSアカウント。

ぐったりしたのでいつものようにローカルのビルトインアカウントAdministratorで運用することにしました。
一応書いておきますが、もちろん名前変更しパスワードを掛けています。


Win10_スリープ解除のパスワード_002
ローカルアカウントでは当たり前のように変更可能です。

※追記
当時イラッとしてて一項目見逃していました。
Win10_電源オプション_001
上記囲み文字をクリックする事により、MSアカウントでも設定変更が可能になります。
ちなみに正式版と同じと言われるBuild 10240ではビルトインアカウントでも囲み文字をクリックしないと変更出来なくなりました。

Win10_電源オプション_002
囲み文字をクリックするとシャットダウン設定も変更可能になります。


Win10_更新プログラムのインストール方法_001
新BuildのダウンロードにはMSアカウント必須な感じですが…どのみち落ちてこなかったのでしばらく放置でいいかなと。
というか、大型更新ファイルってユーザーの都合の良い時にダウンロード・更新出来ないと困るんですがね。
ぶっちゃけ10130→10162のテスト時に動かなくなるプログラムやドライバがあったので、それらをアンインストール後アップデートが望ましいのです。
しかし現状はユーザーの都合ではなくMSの都合でのタイミングでアップデートのようで、一体誰のためのOSなのかと考えさせられます


そしてビルトインアカウントのAdministratorですが…。
Windows10での新規アプリ (UWPアプリ?) を起動してみるとこんなダイアログが。
Win10_Admin制限_001

なんでこんな仕様にしたのか意味が分からないです。
目玉の新ブラウザ Microsoft Edgeもこの状態になり使用出来ません。
調べてみたところ、これはWindows8からの仕様のようです。
対処法はレジストリの変更です。

Win10_Admin制限_002

この部分を1にして再起動する事で問題なくビルトインアカウントを使用出来るようになるようです。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System]
"FilterAdministratorToken"=dword:00000001

このテキストをコピペして.regファイルを作成しダブルクリックで適用しても同じ結果になります。



とりあえず環境構築の下地作りは出来ました。
Windows10の最初の感想は、とにかく制限事項が多くて面倒臭い、です。
ただこれ実はWindows8時点での変更点というのも多いようで、さらにあの中途半端なスタートメニューすらなかった事も考えるとWindows8って本当に失敗OSだったんだなとつくづく思います。



以下はWindows10とは関係無くなる愚痴なので読み飛ばしを推奨しておきます。

最近はこの制限事項というか、企業都合のお仕着せが至るところで蔓延し、息が詰まる世の中になってしまった気がします。
日本のゲームでは、基本無料を免罪符にして以前は普通に可能だった事が制限されたり要課金要素にされたりと不自由すぎてウンザリです。
携帯電話ではカルテル3大キャリアの複雑怪奇なボッタクリ料金設定や違約金システムが頭おかしいレベルです。
スマートフォンでは標準ではあれこれ制限も多く、その制限を解除するためrootを取ると購入した個人の持ち物なのに保証が切れるとかメーカー側の勝手な言い分にウンザリです。
Windowsは3.1やNT3.51時代から使っていますが、VistaのUACでもイラッとさせられ、この8以降のMSアカウントや各種制限に至っては非常にウザイと言えるレベルです。

どれをとっても「ユーザーは何も考えずに我々の想定通りの使い方 (遊び方・契約) をしてね」という企業の傲慢さしか感じず、非常に不愉快です。
ただ現状の日本を見ているとこの企業のいいなりなユーザーも多いようで、そりゃ誠実にやるより思考停止したユーザーからお金を騙し取る方が楽でいいんでしょうねぇ…。


FC2カウンター
プロフィール

Sin〓CT9A

Author:Sin〓CT9A
自作PCとゲームが好きなただの自由人

マシン構成

月別アーカイブ
検索フォーム
コンタクト

名前:
メール:
件名:
本文:


Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ