Sandy Bridge-E・Rampage IV Formula
Sandy Bridge-E 一式購入
嫁マシンのE8500ではそろそろ限界に達しているようなので、i7-950環境を移行して私のメインマシン用としてSandy Bridge-E環境を購入しました。
発売まではIvy Bridgeも考えていましたが、例のグリス騒動ですっかり萎えてしまったのでSandy Bridge-Eです。
殻割りのリスクを避けた代わりに省電力は諦めました。
http://www.btopcshop.com/info/parts/ivyheat.html (Ivy Bridgeの熱問題 個体による温度の差)
私はクジ運が悪い方の人間なので、このIvy Bridgeの爆熱・個体差っぷりをみるととても選ぶ気にはなれません。
OC前提で考えると爆熱個体差とそれに伴う殻割りのリスクがある為、複数個購入が余裕な財力がある人しか使いこなせないでしょう。(強運の持ち主は除く)
Sandy Bridge系と比較した場合200MHz分ほど速いとの話ですが、逆に言うと200MHz以上低いクロックしか回せなかった場合Sandy Bridge系CPUに速度でも勝てません。
そして冷静に考えると、i7-3770Kを2個購入する金額だとi7-3930Kが買えて更におつりが来る有様です。
更に殻割りした場合、使わなくなった時に売ろうと思っても中古屋で買い取ってもらえないでしょう。
Ivy Bridgeは定格で使う分には速度と消費電力のバランスが良いCPUですが、OC前提では財力がある人専用のおもちゃかなと思います。

i7-3820です。
本当は倍率フリーのCPUが欲しかった所ですが、私には4コアで十分なのとなにより3930Kはほぼ倍の金額なのでちょっと無理があります。
写真では分かり辛いのですが、Sandy Bridge-Eはヒートシンクが同梱されていない為今まで購入したリテールCPUの中で最小・最軽量のBOXです。

ロットはこんな感じです。
Sandy BridgeやIvy Bridgeのi7と違い、10MBキャッシュになっているのがポイント高いところです。

側面の写真でも分かりますが、残念ながらMade in Malaysiaです。

台座が今までのプラから厚紙に変わっています。

マザーは色々迷いましたが、今回もASUS R.O.G.のRampage IV Formulaにしました。
最初は
・使い慣れているASUSか今人気のASRock
・PS/2端子付き
・PCIスロット装備
・メモリはそんなに使用しないので4本スロットでもOK
・片方飛ばしても無問題なデュアルBIOS
という条件で考えていたましたが、全てを満たすマザーは存在しません。
デュアルBIOSを諦めるなら
・ASUS P9X79
・ASRock Fatal1ty X79 Professional
PCIを諦めるなら
・Rampage IV Formula
に絞りました。
一番人気のRampage IV Extremeは金銭的な理由で候補外です。
結局、物理設計的にFatal1ty X79 Professionalは大型クーラーを積むとPCI-E_x16_1が使用不可のようなので候補外に。
(マザーボード全景写真をよく見てみると分かります。ソケットがPCI-Eスロット側に寄っています。)
P9X79とR4Fは最後まで悩みましたが、R4Fはメモリスロットが4スロットと少ない為か人気が無いようでかなり価格が下がっていました。
最廉価版のP9X79と、仮にもR.O.G.シリーズのR4Fが実質3千円程度しか差がなかったのでR4Fにしてしまいました。

相変わらず豪華な箱に入っています。

オンボードスイッチや電圧チェックポイントなどのR.O.G.専用部分です。
ただこの写真の右側、4ピンファン端子が初めから曲がっていました…。

決め手の一つ、デュアルBIOS部です。
この写真でも左側に見えるファン端子が1本曲がっています。
さすがMade in Chinaでございます…。
曲がっていたのは上記2本だけだったので、ラジオペンチで直しました。
地元購入ならともかく、通販だとこのレベルの不良でいちいち連絡する気になれません。

R4Fの売りの一つ、サウンドのSupremeFX IIIです。
R3FのSupremeFXではシールドと言いつつただの小さい鉄板を貼り付けてあっただけでしたが、R4Fではきちんと覆われています。
後このR.O.G.マークは光ります。
UEFIでON・OFF可能です。

メモリはKingstonのHyperX GenesisシリーズのKHX2133C11D3K4/16GXです。
大型クーラーで干渉しないようにヒートスプレッダのみで、上部にはみ出すヒートシンクが付いていないタイプが候補でした。
最初はG.SKILLのARESシリーズを考えていましたが、値段が結構違った為こちらにしておきました。
HyperXの方が若干タイミングは遅いですが、どうせ体感は不可能です。
容量は前環境の6GBで足りなくなった事は無かったので2GB×4枚の8GBでも良かったのですが、メモリスロット4つで後の増設は不可なので4GB×4枚の16GBにしておきました。
私の使い方ではこのマシンが現役の間に足りなくなる事は無さそうです。

中はこのように綺麗に並べられています。
よくあるハサミやカッターで切って開けるブリスターパックは開けにくく苛つくので、このパッケージは評価高いです。

体感出来ないと知りつつも2133メモリなのは性です。
業かもしれません。
まぁ1866メモリとは値段差がかなり少ないのと、Sandy Bridge-EなのでCPU Strapを使った時の余裕分を見越しての選択です。
マザーやメモリの選択で大型クーラーを考慮していましたが、今回選んだクーラーはこいつです。

オーストリアのnoctua社製 NH-D14 SE2011です。
ThermalrightのSilver Arrow SB-Eも気にはなりましたが、あまりの大きさでケースとマザーを激しく限定するようなので止めておきました。

鉢植えセットでも入ってるのかと思わんばかりの大きさ。
この存在感は凄い物があります。

添付品です。
専用ネジ用とかではなく、普通のプラスネジ用なのでドライバーはいらなかったんじゃないかとも思います。
下のファン用延長ケーブルでPWMファンの最高回転数を落とせるようですが、私はOC用で購入したので使わないでしょう。
というか、14cmファンが1200rpm・12cmファンが1300rpmなので両方全開でも私には全く問題無いです。

いざご対面…と思いきや引っかかっていてこの状態では取り出せません。
上から取り出すのではなく、この厚紙でくるまれている部分を分解する必要があります。

厚紙で組まれた内箱を分解すると本体が出てきます。

私にとっては初めてのツインタワー形状です。

今までメインで使ってきたTrue Black 120やMega Shadowと同じく6本ヒートパイプです。

鏡面仕上げになっています。
正確に測ってはいませんが、多分モッコリはしていないと思います。

ファンを外したところです。
防振用のゴムが貼り付けられています。
True Black 120やMega Shadowでも感じましたが、空冷ハイエンドクーラーならではの芸術品感に溢れています。


専用の12cmと14cmファンです。
ノーマル版のNH-D14と違い、SE2011に添付されているファンはPWMファンです。
発売まではIvy Bridgeも考えていましたが、例のグリス騒動ですっかり萎えてしまったのでSandy Bridge-Eです。
殻割りのリスクを避けた代わりに省電力は諦めました。
http://www.btopcshop.com/info/parts/ivyheat.html (Ivy Bridgeの熱問題 個体による温度の差)
私はクジ運が悪い方の人間なので、このIvy Bridgeの爆熱・個体差っぷりをみるととても選ぶ気にはなれません。
OC前提で考えると爆熱個体差とそれに伴う殻割りのリスクがある為、複数個購入が余裕な財力がある人しか使いこなせないでしょう。(強運の持ち主は除く)
Sandy Bridge系と比較した場合200MHz分ほど速いとの話ですが、逆に言うと200MHz以上低いクロックしか回せなかった場合Sandy Bridge系CPUに速度でも勝てません。
そして冷静に考えると、i7-3770Kを2個購入する金額だとi7-3930Kが買えて更におつりが来る有様です。
更に殻割りした場合、使わなくなった時に売ろうと思っても中古屋で買い取ってもらえないでしょう。
Ivy Bridgeは定格で使う分には速度と消費電力のバランスが良いCPUですが、OC前提では財力がある人専用のおもちゃかなと思います。

i7-3820です。
本当は倍率フリーのCPUが欲しかった所ですが、私には4コアで十分なのとなにより3930Kはほぼ倍の金額なのでちょっと無理があります。
写真では分かり辛いのですが、Sandy Bridge-Eはヒートシンクが同梱されていない為今まで購入したリテールCPUの中で最小・最軽量のBOXです。

ロットはこんな感じです。
Sandy BridgeやIvy Bridgeのi7と違い、10MBキャッシュになっているのがポイント高いところです。

側面の写真でも分かりますが、残念ながらMade in Malaysiaです。

台座が今までのプラから厚紙に変わっています。

マザーは色々迷いましたが、今回もASUS R.O.G.のRampage IV Formulaにしました。
最初は
・使い慣れているASUSか今人気のASRock
・PS/2端子付き
・PCIスロット装備
・メモリはそんなに使用しないので4本スロットでもOK
・片方飛ばしても無問題なデュアルBIOS
という条件で考えていたましたが、全てを満たすマザーは存在しません。
デュアルBIOSを諦めるなら
・ASUS P9X79
・ASRock Fatal1ty X79 Professional
PCIを諦めるなら
・Rampage IV Formula
に絞りました。
一番人気のRampage IV Extremeは金銭的な理由で候補外です。
結局、物理設計的にFatal1ty X79 Professionalは大型クーラーを積むとPCI-E_x16_1が使用不可のようなので候補外に。
(マザーボード全景写真をよく見てみると分かります。ソケットがPCI-Eスロット側に寄っています。)
P9X79とR4Fは最後まで悩みましたが、R4Fはメモリスロットが4スロットと少ない為か人気が無いようでかなり価格が下がっていました。
最廉価版のP9X79と、仮にもR.O.G.シリーズのR4Fが実質3千円程度しか差がなかったのでR4Fにしてしまいました。

相変わらず豪華な箱に入っています。

オンボードスイッチや電圧チェックポイントなどのR.O.G.専用部分です。
ただこの写真の右側、4ピンファン端子が初めから曲がっていました…。

決め手の一つ、デュアルBIOS部です。
この写真でも左側に見えるファン端子が1本曲がっています。
さすがMade in Chinaでございます…。
曲がっていたのは上記2本だけだったので、ラジオペンチで直しました。
地元購入ならともかく、通販だとこのレベルの不良でいちいち連絡する気になれません。

R4Fの売りの一つ、サウンドのSupremeFX IIIです。
R3FのSupremeFXではシールドと言いつつただの小さい鉄板を貼り付けてあっただけでしたが、R4Fではきちんと覆われています。
後このR.O.G.マークは光ります。
UEFIでON・OFF可能です。

メモリはKingstonのHyperX GenesisシリーズのKHX2133C11D3K4/16GXです。
大型クーラーで干渉しないようにヒートスプレッダのみで、上部にはみ出すヒートシンクが付いていないタイプが候補でした。
最初はG.SKILLのARESシリーズを考えていましたが、値段が結構違った為こちらにしておきました。
HyperXの方が若干タイミングは遅いですが、どうせ体感は不可能です。
容量は前環境の6GBで足りなくなった事は無かったので2GB×4枚の8GBでも良かったのですが、メモリスロット4つで後の増設は不可なので4GB×4枚の16GBにしておきました。
私の使い方ではこのマシンが現役の間に足りなくなる事は無さそうです。

中はこのように綺麗に並べられています。
よくあるハサミやカッターで切って開けるブリスターパックは開けにくく苛つくので、このパッケージは評価高いです。

体感出来ないと知りつつも2133メモリなのは性です。
業かもしれません。
まぁ1866メモリとは値段差がかなり少ないのと、Sandy Bridge-EなのでCPU Strapを使った時の余裕分を見越しての選択です。
マザーやメモリの選択で大型クーラーを考慮していましたが、今回選んだクーラーはこいつです。

オーストリアのnoctua社製 NH-D14 SE2011です。
ThermalrightのSilver Arrow SB-Eも気にはなりましたが、あまりの大きさでケースとマザーを激しく限定するようなので止めておきました。

鉢植えセットでも入ってるのかと思わんばかりの大きさ。
この存在感は凄い物があります。

添付品です。
専用ネジ用とかではなく、普通のプラスネジ用なのでドライバーはいらなかったんじゃないかとも思います。
下のファン用延長ケーブルでPWMファンの最高回転数を落とせるようですが、私はOC用で購入したので使わないでしょう。
というか、14cmファンが1200rpm・12cmファンが1300rpmなので両方全開でも私には全く問題無いです。

いざご対面…と思いきや引っかかっていてこの状態では取り出せません。
上から取り出すのではなく、この厚紙でくるまれている部分を分解する必要があります。

厚紙で組まれた内箱を分解すると本体が出てきます。

私にとっては初めてのツインタワー形状です。

今までメインで使ってきたTrue Black 120やMega Shadowと同じく6本ヒートパイプです。

鏡面仕上げになっています。
正確に測ってはいませんが、多分モッコリはしていないと思います。

ファンを外したところです。
防振用のゴムが貼り付けられています。
True Black 120やMega Shadowでも感じましたが、空冷ハイエンドクーラーならではの芸術品感に溢れています。


専用の12cmと14cmファンです。
ノーマル版のNH-D14と違い、SE2011に添付されているファンはPWMファンです。
Sandy Bridge-E・Rampage IV Formula
i7-3820+Rampage IV Formula 組み立て
タイトルはi7-3820+R4Fにしていますが、実際のところ今回の主役はNH-D14 SE2011かもしれません。

LGA2011から2つのレバーで固定するようになりました。
ソケットに印刷されているように、開ける時は上→下、閉める時は下→上の順番でレバーを操作します。

CPUとメモリを装着した図です。
もう何百回とやってる事なので時間は掛かりませんが、ソケットがLGAタイプになってからピン折れしやすいとの話があるのでCPUを置く時はゆっくり慎重に作業しています。

CPUクーラーNH-D14用の土台を組みます。
LGA2011は標準でバックプレート付きのネジ止め仕様なので、今までのLGA775や1366と違って自分でバックプレートを付ける手間が要りません。
バックプレートとマザーの相性という問題もあり得ないので、非常にスマートなシステムです。
今後の新ソケットは全てこのシステムで統一して欲しいところです。

NH-D14を装着した図です。
デカイです。
さらにデカイらしいSilver Arrow SB-Eだと、ほぼ間違いなく最上段PCI-Eスロットが潰されるでしょう。

真上から見るとこのNH-D14ですらPCI-Ex16_1を潰しそうな勢いです。


前後メモリとのクリアランスです。
特に後部側は完全に被さっています。
R4Fは4スロット構成でご覧の通りフル実装状態なのでメモリの抜き差しは必要ありませんが、8スロットマザーで後で追加したいというような方だとこのクーラーは面倒かもしれません。
当然、ヒートシンク付きの背の高いメモリは干渉問題を考慮する必要があります。

ケースに収め組み上げてみましたが問題が…。
NH-D14のファンクリップと480Lightningのバックプレートが接触します。
480Lightningのバックプレートは多少の事ではたわまない剛性感があるので押されて基板と接触などはしませんが、逆にその為480Lightning全体が傾きR4Fと垂直にささりません。

こんな感じでNH-D14のファンクリップが480Lightningを押しています。
この状態でもショートなどはしないので普通に動くのですが、ちょっと気分が良くないので小細工してみました。

クリップの角度がキツイため接触しているようなので、ラジオペンチでクリップの角度を寝かせました。

真上から見るとこんな感じです。
この状態だと大分楽になったようで480Lightningも垂直にさせました。
まだバックプレートと接触はしているかもしれませんが、ショートする訳ではないので問題はないでしょう。
まぁ一番の問題は、480LightningがささっているPCI-Eのストッパーが指で解除できなくなったことです。
メンテの度にロングドライバーで押してやる必要があります。
いつかずれてマザー直撃してしまいそうで、精神衛生上はあまり良くない状態です。

LGA2011から2つのレバーで固定するようになりました。
ソケットに印刷されているように、開ける時は上→下、閉める時は下→上の順番でレバーを操作します。

CPUとメモリを装着した図です。
もう何百回とやってる事なので時間は掛かりませんが、ソケットがLGAタイプになってからピン折れしやすいとの話があるのでCPUを置く時はゆっくり慎重に作業しています。

CPUクーラーNH-D14用の土台を組みます。
LGA2011は標準でバックプレート付きのネジ止め仕様なので、今までのLGA775や1366と違って自分でバックプレートを付ける手間が要りません。
バックプレートとマザーの相性という問題もあり得ないので、非常にスマートなシステムです。
今後の新ソケットは全てこのシステムで統一して欲しいところです。

NH-D14を装着した図です。
デカイです。
さらにデカイらしいSilver Arrow SB-Eだと、ほぼ間違いなく最上段PCI-Eスロットが潰されるでしょう。

真上から見るとこのNH-D14ですらPCI-Ex16_1を潰しそうな勢いです。


前後メモリとのクリアランスです。
特に後部側は完全に被さっています。
R4Fは4スロット構成でご覧の通りフル実装状態なのでメモリの抜き差しは必要ありませんが、8スロットマザーで後で追加したいというような方だとこのクーラーは面倒かもしれません。
当然、ヒートシンク付きの背の高いメモリは干渉問題を考慮する必要があります。

ケースに収め組み上げてみましたが問題が…。
NH-D14のファンクリップと480Lightningのバックプレートが接触します。
480Lightningのバックプレートは多少の事ではたわまない剛性感があるので押されて基板と接触などはしませんが、逆にその為480Lightning全体が傾きR4Fと垂直にささりません。

こんな感じでNH-D14のファンクリップが480Lightningを押しています。
この状態でもショートなどはしないので普通に動くのですが、ちょっと気分が良くないので小細工してみました。

クリップの角度がキツイため接触しているようなので、ラジオペンチでクリップの角度を寝かせました。

真上から見るとこんな感じです。
この状態だと大分楽になったようで480Lightningも垂直にさせました。
まだバックプレートと接触はしているかもしれませんが、ショートする訳ではないので問題はないでしょう。
まぁ一番の問題は、480LightningがささっているPCI-Eのストッパーが指で解除できなくなったことです。
メンテの度にロングドライバーで押してやる必要があります。
いつかずれてマザー直撃してしまいそうで、精神衛生上はあまり良くない状態です。
Sandy Bridge-E・Rampage IV Formula
i7-3820稼働開始
無事に組み上がったので電源を入れました。
一発で電源は入りましたが…起動画面が出てきません。
R4Fのデバッグコードを見るとAFで止まっています。
事前に某ソフマップの商品ページで「※C2ステッピングコア非対応」の文字を見てなかったら焦ったかもしれません。
ちなみに今回入手したR4Fの個体は、マザーボード上に貼ってあるシールを見るとBIOS 0403のようです。
思いっきり初期バージョンです。どんだけ人気無いんだR4F…。
他のメーカーだとここで手詰まりなんですが(UEFI画面すら拝めない為)、ASUSにはX79マザー以降素晴らしい機能があります。
その名もUSB BIOS Flashback。
電源さえ繋いでおけばCPUやメモリすら搭載しなくてもBIOS更新が可能という、今までの常識を覆す画期的な機能です。
軽く調べたところだとX79は全部、Z68はM4E-Zのみ、Z77はP8Z77-V以上に搭載されています。
サブマシンに用意してあったR4Fの最新BIOS 1305を、USBメモリのルートフォルダにR4F.ROMの名前でコピーします。
そして電源を切った状態のR4Fの背面の専用端子(端子の突起が白い所)にUSBメモリを挿し、隣にあるROG Connect兼USB BIOS Flashbackボタンを数秒押しっぱなしにします。
ボタンが点滅しBIOS更新が始まるので数分間待ちます。

更新終了後電源を入れると…見事にUEFI画面が出てきました。
便利な時代になったものだと思います。
無事に起動したのでUEFIで設定を済ませ、Windows7を再インストールしました。
ちなみにX58で使用していたWD6401AALSのRAID0環境はそのまま使用出来ます。
X38(ICH9)→X58(ICH10)→X79(PCH)と変更してきましたが全て再設定いらずだったので、Intelの互換性は素晴らしいですね。
X79は標準でSATA3.0対応なので、PX-128M2PとHDD3台は全てX79内蔵SATA端子に繋いでいます(RAIDモード)。
しかしWindows7インストール画面で「HDDが見当たらない。追加のドライバをよこせ」と言われます。
サーバー用チップセットの転用であるX79は、MS標準のAHCIやRAIDドライバでは動かないようです。
サブマシンにRSTe最新ドライバ3.1.0.1085を用意してあったので、その中からx64用のドライバをUSBメモリにコピーしてメインマシンに挿します。
RAIDモードでも指定するのはAHCIフォルダです。
SCUフォルダはサーバー用C600チップセットで使うドライバかと思われます。
この後は普通にインストールが進み、問題無くWindows7が起動しました。
ドライバ的な注意点は
・R4F内蔵のLAN、Intel 82579Vは自動認識はしません。Intelからダウンロードするドライバインストーラー自体はEXPI9301CTや82567V-2と同じ物でOKです。
・不明なデバイスが残りますが、これはIntel Management Engine Interfaceというものです。私はR4Fのドライバダウンロードから落としたV71211124を当てておきました。
Windwos7のインストールは完了しましたが、ぶっちゃけi7-950@4.2GHzとの体感差は感じられません。
そんな中で一番大きく変化したのは、チップセット内蔵SATAが2.0から3.0にアップした事でしょうか。
(2ポートだけですが…)
とりあえずPX-128M2Pのベンチを取ってみました。

おお…これが本来のPX-128M2Pの速度…。
半年使用してきて特にSecure Erase等の回復行為も行っていないので、この速度は立派だと思います。
シーケンシャルライトがランダム512Kライトより遅くなってるのが「?」ですが、まぁ気にしない事にします。
例によってCドライブ容量認識が狂っていますが、1回TrueImageでバックアップを戻した後こうなるようです。
TrueImageのせいなのかCrystalDiskMarkの認識に問題があるのかは分かりませんが、別に実害は無いので放置です。
ただX79のRAIDモードドライバだと認識がこのようになります。

またしてもSCSIドライブ扱いです。
という事は…

見事にPlextoolで認識しなくなってしまいました。
他の問題点としては、CrystalDiskInfoの公式最新版4.6.2aではRAIDドライブのWD6401AALS 2台しか認識しませんでした。
作者の開発ブログからCrystalDiskInfo 5 Alpha1以降を入手する事により、非RAIDドライブのPX-128M2PとHDS723020BLA642も認識されるようになります。
X79はサーバー用の転用という事で、Z68やZ77などより多少面倒になっているかもしれません。
要点は
・CPUがC2ステッピングの場合、マザーボードの初期BIOSバージョンに注意する。C2ステッピングが出たのは2012年年初なので、Sandy Bridge-E発表と同時発売したマザーボードだと初期バージョンは未対応BIOSの可能性がある。ただしASUSの場合は、USBメモリとインターネット接続出来る他のマシンがあれば対処は簡単。
・RAIDモード(試してはないが多分AHCIモードでも)はWindows7の標準ドライバでは認識出来ないので、サブマシンがない場合は先にUSBメモリにドライバを入れておくのを忘れずに。
※調べてみるとどうもAHCIモードならWin7標準AHCIドライバで動くようです。
ただ先日RAID0ドライブのストライピングサイズ変更に伴い1回解除した時、試しにAHCIモードでWin7を起動させたところブート中にBSoD画面になりリセットしてしまいました。
X58(のICH10R)までだとPnPで勝手に標準AHCIドライバを読み込み起動したはずなので、自動ではAHCIと認識出来ないなんらかの違いがあるようです。
・X58時代からはIntel MEIという内部デバイスが増えている。Windows7での自動認識はしない為、ドライバを用意するのを忘れずに。
といった感じでしょうか。
ASUS以外でBIOS問題が起きたらショップに持って行くしかありませんが、他はサブマシンがあればどうにでもなる事です。
まぁ今の時代にX79で組もうという好き者が、サブマシンを持っていないとは思えませんが。
一発で電源は入りましたが…起動画面が出てきません。
R4Fのデバッグコードを見るとAFで止まっています。
事前に某ソフマップの商品ページで「※C2ステッピングコア非対応」の文字を見てなかったら焦ったかもしれません。
ちなみに今回入手したR4Fの個体は、マザーボード上に貼ってあるシールを見るとBIOS 0403のようです。
思いっきり初期バージョンです。どんだけ人気無いんだR4F…。
他のメーカーだとここで手詰まりなんですが(UEFI画面すら拝めない為)、ASUSにはX79マザー以降素晴らしい機能があります。
その名もUSB BIOS Flashback。
電源さえ繋いでおけばCPUやメモリすら搭載しなくてもBIOS更新が可能という、今までの常識を覆す画期的な機能です。
軽く調べたところだとX79は全部、Z68はM4E-Zのみ、Z77はP8Z77-V以上に搭載されています。
サブマシンに用意してあったR4Fの最新BIOS 1305を、USBメモリのルートフォルダにR4F.ROMの名前でコピーします。
そして電源を切った状態のR4Fの背面の専用端子(端子の突起が白い所)にUSBメモリを挿し、隣にあるROG Connect兼USB BIOS Flashbackボタンを数秒押しっぱなしにします。
ボタンが点滅しBIOS更新が始まるので数分間待ちます。

更新終了後電源を入れると…見事にUEFI画面が出てきました。
便利な時代になったものだと思います。
無事に起動したのでUEFIで設定を済ませ、Windows7を再インストールしました。
ちなみにX58で使用していたWD6401AALSのRAID0環境はそのまま使用出来ます。
X38(ICH9)→X58(ICH10)→X79(PCH)と変更してきましたが全て再設定いらずだったので、Intelの互換性は素晴らしいですね。
X79は標準でSATA3.0対応なので、PX-128M2PとHDD3台は全てX79内蔵SATA端子に繋いでいます(RAIDモード)。
しかしWindows7インストール画面で「HDDが見当たらない。追加のドライバをよこせ」と言われます。
サーバー用チップセットの転用であるX79は、MS標準の
サブマシンにRSTe最新ドライバ3.1.0.1085を用意してあったので、その中からx64用のドライバをUSBメモリにコピーしてメインマシンに挿します。
RAIDモードでも指定するのはAHCIフォルダです。
SCUフォルダはサーバー用C600チップセットで使うドライバかと思われます。
この後は普通にインストールが進み、問題無くWindows7が起動しました。
ドライバ的な注意点は
・R4F内蔵のLAN、Intel 82579Vは自動認識はしません。Intelからダウンロードするドライバインストーラー自体はEXPI9301CTや82567V-2と同じ物でOKです。
・不明なデバイスが残りますが、これはIntel Management Engine Interfaceというものです。私はR4Fのドライバダウンロードから落としたV71211124を当てておきました。
Windwos7のインストールは完了しましたが、ぶっちゃけi7-950@4.2GHzとの体感差は感じられません。
そんな中で一番大きく変化したのは、チップセット内蔵SATAが2.0から3.0にアップした事でしょうか。
(2ポートだけですが…)
とりあえずPX-128M2Pのベンチを取ってみました。

おお…これが本来のPX-128M2Pの速度…。
半年使用してきて特にSecure Erase等の回復行為も行っていないので、この速度は立派だと思います。
シーケンシャルライトがランダム512Kライトより遅くなってるのが「?」ですが、まぁ気にしない事にします。
例によってCドライブ容量認識が狂っていますが、1回TrueImageでバックアップを戻した後こうなるようです。
TrueImageのせいなのかCrystalDiskMarkの認識に問題があるのかは分かりませんが、別に実害は無いので放置です。
ただX79のRAIDモードドライバだと認識がこのようになります。

またしてもSCSIドライブ扱いです。
という事は…

見事にPlextoolで認識しなくなってしまいました。
他の問題点としては、CrystalDiskInfoの公式最新版4.6.2aではRAIDドライブのWD6401AALS 2台しか認識しませんでした。
作者の開発ブログからCrystalDiskInfo 5 Alpha1以降を入手する事により、非RAIDドライブのPX-128M2PとHDS723020BLA642も認識されるようになります。
X79はサーバー用の転用という事で、Z68やZ77などより多少面倒になっているかもしれません。
要点は
・CPUがC2ステッピングの場合、マザーボードの初期BIOSバージョンに注意する。C2ステッピングが出たのは2012年年初なので、Sandy Bridge-E発表と同時発売したマザーボードだと初期バージョンは未対応BIOSの可能性がある。ただしASUSの場合は、USBメモリとインターネット接続出来る他のマシンがあれば対処は簡単。
・RAIDモード
※調べてみるとどうもAHCIモードならWin7標準AHCIドライバで動くようです。
ただ先日RAID0ドライブのストライピングサイズ変更に伴い1回解除した時、試しにAHCIモードでWin7を起動させたところブート中にBSoD画面になりリセットしてしまいました。
X58(のICH10R)までだとPnPで勝手に標準AHCIドライバを読み込み起動したはずなので、自動ではAHCIと認識出来ないなんらかの違いがあるようです。
・X58時代からはIntel MEIという内部デバイスが増えている。Windows7での自動認識はしない為、ドライバを用意するのを忘れずに。
といった感じでしょうか。
ASUS以外でBIOS問題が起きたらショップに持って行くしかありませんが、他はサブマシンがあればどうにでもなる事です。
まぁ今の時代にX79で組もうという好き者が、サブマシンを持っていないとは思えませんが。
Sandy Bridge-E・Rampage IV Formula
i7-3820のOC その1
Windows7環境も再構築出来たので、早速OCしてみました。
軽く弄ってみたところ、i7-3820は倍率的には43倍まで設定出来るようです。(4コア同時設定の場合)
UEFIでは44倍設定も出来るのですが、Windows7を起動してみると43倍までしか上がりません。
そのため、4.3GHz以上を狙うにはLGA2011のi7だけが持つCPU Strap機能を使用することになります。
PentiumIII辺りの時代まではPCIクロックとか平気で上げていましたが、最近はすっかり日和ってしまったのでPCI-Eクロックが弄られない(と思う)CPU Strap 125MHzで弄る事にします。
色々弄ってみた結果、とりあえず125MHz×38倍の4.75GHzでの結果です。

今までの経験上でOCCTのLINPACKが1時間通れば実用上落ちた事がないので、私ルールではこれが通れば常用可能と判断しています。
※エンコやベンチなどの高負荷時はこのテスト完走でOKですが、低負荷時とスリープからの復帰時に若干怪しい動きをする場合があります。
そのため完全常用には調整が必要のようです。
上記SSは終了約30秒前ですが、勿論ノーエラーで完走しました。
OCCT4.2にはSandy Bridge以降で使用出来るAVX LINPACKがあり、今回これを使用し最重設定で回しました。
要求電圧はちょっと高めの気もしますが、正直驚いたのが温度です。
室温27度で電圧も1.36V掛かっているにもかかわらず、77/71/72/76で済んでいます。
i7-950+Mega Shadowの時は最高90度とか記録した事があるので、i7-3820+NH-D14のコンビは驚異的に扱いやすい感じです。
この4.75GHz時のセッティングは以下の通りです。



PentumMMX時代から自作を始めて常にOCしていますが、正直最近のマザーは効果がよく分からない項目多数です。
その辺は下手に弄らずAutoもしくはデフォルト値のままにしています。
UEFIの設定項目はR4Eと同じだと思うので、詳しい解説を見たい方はR4Eで探した方がいいです。
例えば http://ahox.jp/wp/?p=26 のRampage IV Extreme UEFIガイドの日本語訳等は参考になります。
ただこのガイド(原文はASUSのR.O.G.特設サイトにあるASUS自身の著書だと思うんですが)、多少無茶な電圧設定を推奨しているようなので、その辺は自分で考えほどほどの設定にした方がいいと思います。
見ての通り常用を考え省電力機能はオンにしてあります。
しかしこの状態でも、結局i7-950@4.2GHzとたいして変わらないアイドル消費電力になってしまいました。
調子に乗って更に電圧と倍率を上げてみました。

夢の大台、125MHz×40倍の5GHzです。
ただ残念ながらこのクロックではOCCT AVX LINPACKは通す事が出来ませんでした。
1.4Vオーバーまで電圧を上げてみましたが、10分すら保たないので常用は無理と判断しました。
Windows7起動とSuperPI程度であれば問題無いといった感じです。
回らないという評判のMade in Malaysiaですが、さすがSandy Bridge-Eだけありそこそこ回ってくれたようです。
温度的にもTDP130WのCPUにしては扱いやすいので、Ivy BridgeにせずSandy Bridge-Eにして正解だったかなと思います。
ただしやっぱり実消費電力は高めです。
常用出来る4.75GHzでは、EIST等の省電力機能をオンにしても最低の12倍時168Wほど食います。
i7-950@4.2GHzと比べて数Wしか下がっていません。
OCCTでの最高負荷時は320W前後なので、これはi7-950@4.2GHzの403Wに比べると大分省電力なのですが。
色々弄っている最中に気付いたのですが、CPU Strapを125MHzにしているとCPUの省電力機能をオンにしても電圧が下がりません。
その為電圧オフセット設定の旨みが無く、4.75GHz設定は固定電圧で設定しました。
R4FにはR3Fと違ってオフセット設定があるので、これを生かせるBCLK 100MHzの4.3GHz設定も探ってみようと思います。
軽く弄ってみたところ、i7-3820は倍率的には43倍まで設定出来るようです。(4コア同時設定の場合)
UEFIでは44倍設定も出来るのですが、Windows7を起動してみると43倍までしか上がりません。
そのため、4.3GHz以上を狙うにはLGA2011のi7だけが持つCPU Strap機能を使用することになります。
PentiumIII辺りの時代まではPCIクロックとか平気で上げていましたが、最近はすっかり日和ってしまったのでPCI-Eクロックが弄られない(と思う)CPU Strap 125MHzで弄る事にします。
色々弄ってみた結果、とりあえず125MHz×38倍の4.75GHzでの結果です。

今までの経験上でOCCTのLINPACKが1時間通れば実用上落ちた事がないので、私ルールではこれが通れば常用可能と判断しています。
※エンコやベンチなどの高負荷時はこのテスト完走でOKですが、低負荷時とスリープからの復帰時に若干怪しい動きをする場合があります。
そのため完全常用には調整が必要のようです。
上記SSは終了約30秒前ですが、勿論ノーエラーで完走しました。
OCCT4.2にはSandy Bridge以降で使用出来るAVX LINPACKがあり、今回これを使用し最重設定で回しました。
要求電圧はちょっと高めの気もしますが、正直驚いたのが温度です。
室温27度で電圧も1.36V掛かっているにもかかわらず、77/71/72/76で済んでいます。
i7-950+Mega Shadowの時は最高90度とか記録した事があるので、i7-3820+NH-D14のコンビは驚異的に扱いやすい感じです。
この4.75GHz時のセッティングは以下の通りです。



PentumMMX時代から自作を始めて常にOCしていますが、正直最近のマザーは効果がよく分からない項目多数です。
その辺は下手に弄らずAutoもしくはデフォルト値のままにしています。
UEFIの設定項目はR4Eと同じだと思うので、詳しい解説を見たい方はR4Eで探した方がいいです。
例えば http://ahox.jp/wp/?p=26 のRampage IV Extreme UEFIガイドの日本語訳等は参考になります。
ただこのガイド(原文はASUSのR.O.G.特設サイトにあるASUS自身の著書だと思うんですが)、多少無茶な電圧設定を推奨しているようなので、その辺は自分で考えほどほどの設定にした方がいいと思います。
見ての通り常用を考え省電力機能はオンにしてあります。
しかしこの状態でも、結局i7-950@4.2GHzとたいして変わらないアイドル消費電力になってしまいました。
調子に乗って更に電圧と倍率を上げてみました。

夢の大台、125MHz×40倍の5GHzです。
ただ残念ながらこのクロックではOCCT AVX LINPACKは通す事が出来ませんでした。
1.4Vオーバーまで電圧を上げてみましたが、10分すら保たないので常用は無理と判断しました。
Windows7起動とSuperPI程度であれば問題無いといった感じです。
回らないという評判のMade in Malaysiaですが、さすがSandy Bridge-Eだけありそこそこ回ってくれたようです。
温度的にもTDP130WのCPUにしては扱いやすいので、Ivy BridgeにせずSandy Bridge-Eにして正解だったかなと思います。
ただしやっぱり実消費電力は高めです。
常用出来る4.75GHzでは、EIST等の省電力機能をオンにしても最低の12倍時168Wほど食います。
i7-950@4.2GHzと比べて数Wしか下がっていません。
OCCTでの最高負荷時は320W前後なので、これはi7-950@4.2GHzの403Wに比べると大分省電力なのですが。
色々弄っている最中に気付いたのですが、CPU Strapを125MHzにしているとCPUの省電力機能をオンにしても電圧が下がりません。
その為電圧オフセット設定の旨みが無く、4.75GHz設定は固定電圧で設定しました。
R4FにはR3Fと違ってオフセット設定があるので、これを生かせるBCLK 100MHzの4.3GHz設定も探ってみようと思います。
MSI Afterburner
MSI Afterburner 2.2.2

Afterburner 2.2.2 download from Guru3D.com
MSI公式Afterburnerダウンロードページ (06/21現在まだ2.2.1の模様ですが、そのうち更新されるでしょう)
Afterburnerの2.2.2が公開されました。
上記または2.2.0 β5以降のアップデートチェックからダウンロード出来ます。
GTX600シリーズ用の修正やMSI On-Screen Display serverの更新などのようです。
NVIDIA Inspector
NVIDIA Inspector 1.9.6.6

NVIDIA Inspectorが1.9.6.6に更新されました。
旧バージョンからの自動更新、もしくは作者のページからzipファイルで落とせます。
新バージョンのGeforce Driverに対応したようです。
i5-2500K・P8Z68-V PRO/GEN3
サブマシン入れ替え
サブマシンに使っているE6750は、もうすぐ発売後5年になるCPUです。
さすがにパワー不足を感じる日々だったのですが、友人のいとるた君(4畳半の布団MOD)があまり使っていない2500Kを譲ってくれる事になったので、マザーとメモリも調達してサブマシンをパワーアップしてみました。
先日メインマシンをSandy Bridge-E環境に入れ替えたので基本的に予算はありません。
中古CPUと特価品・お買い得品で済ませました。

いとるた君から購入した中古のi5-2500Kです。

発売後結構すぐのロットです。
彼が当時購入したマザーは何故かH67のMini-ITXでした。
チャットで「なんでH67なのに倍率フリーのKなんだよ」とつっこんだ事を思い出します。
ケースまで薄型のラックマウントタイプにしたおかげで、このCPUは冷やしきれなかったそうです。
結局彼はi3-2120Tに買い換えたので私の手元に来る事になりました。

内容物です。
全品揃っています。

純正クーラーです。
未使用でしたが、どのみちこのショボさで冷やせるとは到底思えません。
そこでこいつを投入します。

先日まで嫁マシンのE8500に使っていた「しげる」ことTrue Black 120初期型です。
防振ゴムが黄ばんじゃっていますが、エアダスターとウェットティッシュ+爪楊枝で写真を撮れる程度には汚れを落としました。

LGA1155には当然対応していないので、サイズ直販からリテンションキット(Venomous BTK)を購入しました。
送料と代引き手数料が結構掛かるので、勢いでLGA2011用ネジ(TR LGA2011 Adapter Kit)も一緒に注文してしまいました。
NH-D14 SE2011がかなり高性能なので出番が来るとは思えませんが…。

マザーはASUSのP8Z68-V PRO/GEN3にしました。
最大の理由は特売だったからです。
今回嫁の別件もあっていとるた君の住んでる町(というか大都市)まで赴き、CPUは手渡しで受け取りました。
私の住んでいる田舎と違ってその町にはまともなPCショップが数店あるので、手頃なマザーが無いか物色したところこのマザーを見つける事が出来ました。
ちなみに同じ店でR.O.G.のMaximus IV Extreme-Zが13,980円で山積みだったので思わず買ってしまいそうになりましたが、サブマシンの必須条件であるPT2用のPCIスロットが無いため涙をのんで断念しました。
尚、箱の上部ASUS文字の部分で破けがあるのはラストの1個だったからです。
通販よりかなり安く買えたので箱の傷み程度は問題ありません。

添付品です。
当たり前ですが、R.O.G.シリーズに比べると非常に質素な物になっています。

マザーの全景です。
値段によってはただの-Vでもいいかなと思っていたので、-V PROが買えたのはラッキーでした。

EPU・TPUスイッチです。
どこかでTPUスイッチがデフォルトでオンになっていたという書き込みを見た事がありますが、私の個体ではマニュアル通りオフになっていました。
私はEPUはUEFIでオンにしますが、さすがに自動オーバークロック機能とかは信用出来ないのでTPUスイッチはオフから動かす事はないでしょう。

IntelのGigabitLAN 82579Vです。
Z68にせよZ77にせよ、-V以上のマザーを候補にしていた理由の一つです。(LE以下はRealtek LAN)
これがオンボードの為、EXPI9301CTを挿さなくてもよくなります。

ソケットと電源周りです。
12+4フェーズですが、Sandy BridgeのOCはCPU自体の個体差の方が重要のようなのであまり意味が無いかもしれません。

初期BIOSは0402と結構古めの個体です。
ただ起動してみたところ3202になっていました。
3202からIvy Bridgeに対応しているので、余計なトラブルを避ける為でしょう。
USB BIOS Flashback機能が載っていたら要らない作業ですが、残念ながらこのクラスではZ77マザーからです。

バックパネルI/O周りです。
サブマシンに載せるに当たって、キーボード用PS/2ポートが無いという問題があります。
BTC 5121Wはもう10年以上前のキーボードなので新調すべきなのかもしれませんが、メンブレンでありながらカチャカチャした感触は結構気に入っているので変換器で続投させる事にします。

Amazonから購入したRC-U2MK
です。
安くて評判の良さそうな商品だったのでこれにしてみました。
別の話題として書くのも面倒なのでここでレビューしてしまいますが、私の5121Wと接続して使用した場合若干の電力的な相性が出ました。
× EP45-UD3RのバックパネルUSBポート直挿し
○ EP45-UD3RのバックパネルUSBポートに接続しているセルフパワーUSBハブ経由
○ P8Z68-V PRO/GEN3のバックパネルUSBポート直挿し
5121W+RC-U2MKの電力をEP45-UD3RのバックパネルUSBポートは供給出来ないようです。
目的のP8Z68-V PRO/GEN3では全く問題無く使用可能です。
保証は出来ませんが、今時のスマホ充電OKとか謳っているマザーなら問題無いでしょう。
この手の製品はディレイとか同時押し数とかの問題が付きものですが、ゲームをやらないサブマシンなので使用してみた所特に不都合は感じませんでした。

メモリはKingstonのHyperX Genesis LoVoのKHX1600C9D3LK2/8GXです。

背の低いメモリはCPUクーラーを選ばないので好んで選んでいます。
DDR3-1600の4GB×2は激戦区なのでもっと安い物もありますが、今だとそれほど大きな金額差もないので信頼出来るブランドを選んだ方がいいでしょう。
例によってG.SKILLのARESも気になりましたが、前回と同じく値段で止めました。
上記の理由もありますが、なんと言ってもDDR3-1600で定格1.35Vという長時間稼働マシンに向いていそうな仕様が気になってこのメモリを選択してみました。
密かに今回掛かった金額をメインマシンにつぎ込んだ場合、CPUをi7-3930Kに出来ましたが…。
私のメインマシン使用目的とサブマシン使用頻度を考えると、i7-3930K+E6750よりi7-3820+i5-2500Kの方が間違いなく快適です。
まぁ自分の使用目的にあったマシンを予算内で自由に作れるのが自作の醍醐味なので、これでよしとします。
おまけ

携帯写真なので荒いですが、いとるた君と合流時です。
左のインプSTIがいとるた君、右のエボ9が私です。
さすがにパワー不足を感じる日々だったのですが、友人のいとるた君(4畳半の布団MOD)があまり使っていない2500Kを譲ってくれる事になったので、マザーとメモリも調達してサブマシンをパワーアップしてみました。
先日メインマシンをSandy Bridge-E環境に入れ替えたので基本的に予算はありません。
中古CPUと特価品・お買い得品で済ませました。

いとるた君から購入した中古のi5-2500Kです。

発売後結構すぐのロットです。
彼が当時購入したマザーは何故かH67のMini-ITXでした。
チャットで「なんでH67なのに倍率フリーのKなんだよ」とつっこんだ事を思い出します。
ケースまで薄型のラックマウントタイプにしたおかげで、このCPUは冷やしきれなかったそうです。
結局彼はi3-2120Tに買い換えたので私の手元に来る事になりました。

内容物です。
全品揃っています。

純正クーラーです。
未使用でしたが、どのみちこのショボさで冷やせるとは到底思えません。
そこでこいつを投入します。

先日まで嫁マシンのE8500に使っていた「しげる」ことTrue Black 120初期型です。
防振ゴムが黄ばんじゃっていますが、エアダスターとウェットティッシュ+爪楊枝で写真を撮れる程度には汚れを落としました。

LGA1155には当然対応していないので、サイズ直販からリテンションキット(Venomous BTK)を購入しました。
送料と代引き手数料が結構掛かるので、勢いでLGA2011用ネジ(TR LGA2011 Adapter Kit)も一緒に注文してしまいました。
NH-D14 SE2011がかなり高性能なので出番が来るとは思えませんが…。

マザーはASUSのP8Z68-V PRO/GEN3にしました。
最大の理由は特売だったからです。
今回嫁の別件もあっていとるた君の住んでる町(というか大都市)まで赴き、CPUは手渡しで受け取りました。
私の住んでいる田舎と違ってその町にはまともなPCショップが数店あるので、手頃なマザーが無いか物色したところこのマザーを見つける事が出来ました。
ちなみに同じ店でR.O.G.のMaximus IV Extreme-Zが13,980円で山積みだったので思わず買ってしまいそうになりましたが、サブマシンの必須条件であるPT2用のPCIスロットが無いため涙をのんで断念しました。
尚、箱の上部ASUS文字の部分で破けがあるのはラストの1個だったからです。
通販よりかなり安く買えたので箱の傷み程度は問題ありません。

添付品です。
当たり前ですが、R.O.G.シリーズに比べると非常に質素な物になっています。

マザーの全景です。
値段によってはただの-Vでもいいかなと思っていたので、-V PROが買えたのはラッキーでした。

EPU・TPUスイッチです。
どこかでTPUスイッチがデフォルトでオンになっていたという書き込みを見た事がありますが、私の個体ではマニュアル通りオフになっていました。
私はEPUはUEFIでオンにしますが、さすがに自動オーバークロック機能とかは信用出来ないのでTPUスイッチはオフから動かす事はないでしょう。

IntelのGigabitLAN 82579Vです。
Z68にせよZ77にせよ、-V以上のマザーを候補にしていた理由の一つです。(LE以下はRealtek LAN)
これがオンボードの為、EXPI9301CTを挿さなくてもよくなります。

ソケットと電源周りです。
12+4フェーズですが、Sandy BridgeのOCはCPU自体の個体差の方が重要のようなのであまり意味が無いかもしれません。

初期BIOSは0402と結構古めの個体です。
ただ起動してみたところ3202になっていました。
3202からIvy Bridgeに対応しているので、余計なトラブルを避ける為でしょう。
USB BIOS Flashback機能が載っていたら要らない作業ですが、残念ながらこのクラスではZ77マザーからです。

バックパネルI/O周りです。
サブマシンに載せるに当たって、キーボード用PS/2ポートが無いという問題があります。
BTC 5121Wはもう10年以上前のキーボードなので新調すべきなのかもしれませんが、メンブレンでありながらカチャカチャした感触は結構気に入っているので変換器で続投させる事にします。

Amazonから購入したRC-U2MK
安くて評判の良さそうな商品だったのでこれにしてみました。
別の話題として書くのも面倒なのでここでレビューしてしまいますが、私の5121Wと接続して使用した場合若干の電力的な相性が出ました。
× EP45-UD3RのバックパネルUSBポート直挿し
○ EP45-UD3RのバックパネルUSBポートに接続しているセルフパワーUSBハブ経由
○ P8Z68-V PRO/GEN3のバックパネルUSBポート直挿し
5121W+RC-U2MKの電力をEP45-UD3RのバックパネルUSBポートは供給出来ないようです。
目的のP8Z68-V PRO/GEN3では全く問題無く使用可能です。
保証は出来ませんが、今時のスマホ充電OKとか謳っているマザーなら問題無いでしょう。
この手の製品はディレイとか同時押し数とかの問題が付きものですが、ゲームをやらないサブマシンなので使用してみた所特に不都合は感じませんでした。

メモリはKingstonのHyperX Genesis LoVoのKHX1600C9D3LK2/8GXです。

背の低いメモリはCPUクーラーを選ばないので好んで選んでいます。
DDR3-1600の4GB×2は激戦区なのでもっと安い物もありますが、今だとそれほど大きな金額差もないので信頼出来るブランドを選んだ方がいいでしょう。
例によってG.SKILLのARESも気になりましたが、前回と同じく値段で止めました。
上記の理由もありますが、なんと言ってもDDR3-1600で定格1.35Vという長時間稼働マシンに向いていそうな仕様が気になってこのメモリを選択してみました。
密かに今回掛かった金額をメインマシンにつぎ込んだ場合、CPUをi7-3930Kに出来ましたが…。
私のメインマシン使用目的とサブマシン使用頻度を考えると、i7-3930K+E6750よりi7-3820+i5-2500Kの方が間違いなく快適です。
まぁ自分の使用目的にあったマシンを予算内で自由に作れるのが自作の醍醐味なので、これでよしとします。
おまけ

携帯写真なので荒いですが、いとるた君と合流時です。
左のインプSTIがいとるた君、右のエボ9が私です。
i5-2500K・P8Z68-V PRO/GEN3
i5-2500K+P8Z68-V PRO/GEN3組み立て

P8Z68-V PRO/GEN3のLGA1155ソケットです。
実はLGA1155は初めてだったりしますが、扱い的にはLGA775やLGA1366と大きな違いはありません。

True Black 120用の土台、Venomous BTKを組みます。
P8Z68-V PRO/GEN3のヒートシンクがギリギリです。

True Black 120を載せたところです。
今回は細かいクリアランス写真は撮っていませんが
・PCI-E_x1_1は普通に使えます。
ここにバックプレート付きのカードを挿す事は無いと思われるので、ファンクリップも干渉しないでしょう。
・上記写真のようにファンが付いていない状態ではメモリの抜き差しは全く支障ありません。
4スロット全てOKです。
・True Black 120に普通の25mm厚12cmファンを装着すると、一番LGAソケットに近いメモリスロットに僅かに被さります。
大型ヒートシンク付きメモリや、メモリクーラーを装着すると軽く干渉するかもしれません。
・True Black 120の留め具がP8Z68-V PRO/GEN3の青ヒートシンク(背面側)と軽く干渉しました。
青ヒートシンクを若干傾けて留め具をソケット側に押し込めば普通にネジ止め可能です。
OSインストールですが、今回は面倒だったので再インストール無しで動くようにしました。
私は変更されるデバイス系のドライバをアンインストールしてから入れ替えましたが、最悪でも起動ドライブを繋いでいるSATAドライバさえ新マザーで動く物にしておけばWindowsは起動してくるのでどうにでもなります。
弄ってみてのP8Z68-V PRO/GEN3の雑感です。
・背面USBポートに実験機用のUSBキーボード(ELECOM TK-U12FYLBK)を繋いだところ、妙な動きをしました。(OSが関係しないUEFIで確認)
UEFIで設定を選択すると即閉じてしまいます。
Enterが勝手に入力されているような状態です。
このキーボードは他のマザーでは問題が無く、P8Z68-V PRO/GEN3も本命の5121W+RC-U2MKでは全く問題がないので若干の相性があるようです。
※追記
R4Fでも同じ相性が出ました。
ASUS UEFIマザーにおける相性かもしれません。
ASUSマザーでも非UEFIマザーのP5E・R3FではTK-U12FYLBKは普通に使えます。
・P8Z68系のUEFIは起動が遅いと聞いていましたが、R4Fに比べればかなり速いです。
・みんなに要らない子扱いを受けているBluetooth機能ですが、私は今までPC用Bluetoothアダプタ等は持っていなかったので意外に便利です。
ドライバを入れて実験してみたところ、相性問題が出やすいと聞いていた携帯電話のG'zOne TYPE-Xが普通に繋がってファイル転送が可能でした。
速度は結構遅いですが、今まではTYPE-Xの外部接続端子キャップを開けて有線接続が必要だった為無線でのファイルのやりとりが可能になったのは大きいです。

・Z68チップセット(PCH)がかなり発熱します。
ASUSの文字が入ったヒートシンクを触るとよく分かります。
今回低電圧メモリでメモリ自体の発熱は小さいので、スポットクーラーをメモリではなくPCH冷却に回しました。
※2012/10
N480GTX Lightningを挿したのでスポットクーラーは外さざるをえなくなりましたが、PCHのヒートシンクはぬるいままです。
どうも480Lightningの内排気ファンの緩い風量で冷えているようです。
無風では厳しい温度になりますが、僅かでも風があれば問題無さそうです。
・R4FではUSB DVDドライブを接続してリセットしてもUSB DVDドライブは起動順番がSSD/HDDの後になりますが、P8Z68-V PRO/GEN3はUSB DVDドライブが先に来ます。
その為R4FのようにF8連打する必要がありません。
まぁこれはR3FでもUSB DVDドライブが先に来ていたので、R4FのUEFIの不具合かもしれません。
参考までに両方とも現在の最新BIOS、R4Fは1404・P8Z68-V PRO/GEN3は3402での話です。
・UEFIでのファンコン機能は他のメーカーに比べると優秀だとは思いますが、やはりR.O.G.シリーズに比べると結構見劣りがします。
6個のファンコネクタのうち、4個2系統で制御出来ます。
2個のPOWERFAN端子は常に100%出力です。調整は出来ません。
CPU用のファン端子2個(どちらも4ピン端子)はPWMファンでないと速度制御出来ません。
CASE用のファン端子2個(4ピン×1、3ピン×1)の方は、4ピン端子に3ピンのファンを付けても制御可能です。
最初に起動した時PT2を認識せず焦りましたが、挿し直したら動きました。
Z68はネイティブでPCIバスを持っていないのでブリッジチップ経由ですが、問題無く使えています。
PT2は1枚しか持っていないので2枚挿しだとどうなるかは分かりません。
ある意味至って普通のマザーですが、低電圧メモリなKHX1600C9D3LK2/8GXも正常に動くのでそれなりに安定したいいマザーでしょう。
2500KはOC記事でもない限りあまり話題もありませんが、普通にパワーもあり快適なCPUです。
とりあえずはゲームをする予定のないマシンなので内蔵ビデオを使用していますが、昔のIntelチップセット内蔵ビデオに比べるとかなり普通に使えます。
インターネットや動画鑑賞などでは全く問題ありません。
試しに3DMark06を動かしてみたところあまりの遅さに笑いましたが。
ネットや2ch閲覧兼ファイルサーバー用途でのサブマシンとしては非常に快適になりました。
Sleipnirのタブを20個以上常駐させていても全く重くなりません。(E6750では時折かなりの重さになった)
ゲームやエンコをする時以外はこのマシンで済んでしまう為、家計にも優しいマシンになった…かもしれません。
SSD
サブマシンにPX-64M3を投入
i5-2500K・P8Z68-V PRO/GEN3
i5-2500Kの常用OC
他の人からは1年遅れの話題ですが、サブマシンでもOCするのは私の性なのでやってみました。
ただし長時間稼働マシンなのと、ファイルサーバー兼録画マシンでもあるので安定性+そこそこ省電力を重視します。
最初に軽く弄ってみたところあまり耐性の良さそうな感じではなかったので、4.8GHzとか5GHzとか景気の良いクロックは目指しません。
最低目標の4.3GHzはすんなりOCCT AVX LINPACKを通す事が出来たので、購入前の目論見通り4.5GHzで設定しました。
OCCT完走後若干の調整をし1週間ほど使用してみましたが、エラーやBSODは出ずスリープも復帰も完全に動作しているのでとりあえずこんな感じかなと思います。
(購入記事をアップしたのは6/23ですが、実際に購入したのは6/17です)

OCCT AVX LINPACK 1時間の完走1秒前です。
完走させるのは結構簡単だったのですが、要求Vcoreは結構高めで、その為か温度もHT機能が付いていないCPUにしては79℃とかなり高めです。
コア0とコア2の温度差10℃も結構気にはなります。(というかコア0だけ突出して低い)
室温はいつものように26~27℃でした。
まぁそもそもCPUの斜め前にHDD4台を満載したCoolerMasterの4-in-3 Device Module(STB-3T4-E3-GP)が鎮座しているので、熱的に不利なのは当たり前だったりします。
ケースを換えれば数℃は下がると思います。
そういう意味では、ノーエラーで80℃切ってるだけマシなのかもしれません。
Windowsエクスペリエンスはこんな感じです。
E6750@3.4GHz+GTX260

2500K@4.5GHz+iGPU HD3000

当然のようにHD3000がボトルネックになっていますが、仮にGTX260を挿してもまだボトルネックがビデオカードになるという状態です。
まぁでも一番のパワーアップ部分はHDD→SSDなんですけどね…。
適当設定ですが、忘備録としてP8Z68-V PRO/GEN3のUEFIの設定を載せておきます。
BIOSバージョンは3402です。

メモリの細かい設定は面倒なのでX.M.P.設定です。
EPU関係はオンにして省電力を狙います。
Internal PLL Overvoltageは、更に上を目指す際にはEnabledにした方がクロックの伸びがいいようです。
が、これを有効にするとスリープ復帰が出来なくなるとの事で、このマシンの場合はDisabled一択です。
この情報は以前から知っていて、初めから4.8GHz以上を目指さなかった理由の一つでもあります。
まぁ当たりCPUを引けばDisabledでも4.8GHz回ったという話もあるようですが。
内蔵GPUはOCしても焼け石に水だと思っているのでAutoのままです。
どのみちゲームを動かすような事態になったら、ビデオカードを挿さないと話にならないでしょう。

Load-line Calibration(LLC)をHighにすると、フルロード時に0.03V程度盛られます。
iGPUのLLCは今思うとMedium以下でも問題無い気がします。
VcoreのOffset値は-0.04Vです。
-0.05VでもOCCTは完走可能でしたが、低負荷時に落ちるという現象が発生したので調整しました。
現在の設定だとアイドル時は0.96Vまで下がります。

DRAM VoltageはX.M.P.設定では1.35Vに設定されます。
OCCTでは全く問題ありませんでしたが、スリープしようとした所ハングした事があったのでちょっと盛ってみました。
調整後今のところスリープ時の問題は起きていません。

ここは全く弄っていません。
以前のBIOSバージョンだとLong Duration Power Limitを増やしておかないとOCテスト中とかにクロックダウンが起こったらしいのですが、いつの間にかAutoで問題無くなったようです。

ここもデフォルト値のままです。
EIST・C1Eなどの省電力機能も全部有効です。

ファンコン周りの設定です。
CPUファンはアイドル時は1,000rpm程、CPUが60℃を超えるようなフルロード時は全開の1,700rpm程になる設定です。
ファン騒音の許容度はそれこそ十人十色ですが、私にとって12cmファンの1,700rpmは耐えられるレベルです。
ただ常時だと辛いので、フルロード時だけという設定です。
ファンの音でCPUの全開具合が分かるので、ある意味便利かもしれません。

CaseファンはStandardにしてみた所、CPUファンと連動するような上がり方で丁度良い感じだったのでこの設定にしています。
P8Z68-V PRO/GEN3はR.O.G.シリーズに比べると大分設定項目は少なめですが、意味の分からない項目がずらずら並んでいても無駄なのでこれはこれでありだなと思います。
ぶっちゃけメインのi7-3820@4.75GHzはスリープ復帰時にCPU温度センサーがたまに全部100℃表示になってしまう問題が解決せず、未だに試行錯誤している状態です。
録画マシンでもあるので過度なOCはしなかった為か、安定させるのは結構楽でした。
参考までに、上記設定でアイドル時75~83W(倍率が16~20数倍でフラフラする為)、OCCT中209W程度です。
(常駐させているガジェットでDiskAccessLampがCPU負荷を食っているようです。バージョンを新しくしてみたところ、16~18倍程度に収まるようになりました。)
もっと省電力なマシンはいくらでもあるとは思いますが、フルロードで4.5GHz可能・SSD 1台+HDD 4台搭載マシンなのでこんなもんかなとも思います。
前のE6750@3.4GHzだとアイドル時で120W食ってたので、それから考えると十分省電力にはなりました。
ただし長時間稼働マシンなのと、ファイルサーバー兼録画マシンでもあるので安定性+そこそこ省電力を重視します。
最初に軽く弄ってみたところあまり耐性の良さそうな感じではなかったので、4.8GHzとか5GHzとか景気の良いクロックは目指しません。
最低目標の4.3GHzはすんなりOCCT AVX LINPACKを通す事が出来たので、購入前の目論見通り4.5GHzで設定しました。
OCCT完走後若干の調整をし1週間ほど使用してみましたが、エラーやBSODは出ずスリープも復帰も完全に動作しているのでとりあえずこんな感じかなと思います。
(購入記事をアップしたのは6/23ですが、実際に購入したのは6/17です)

OCCT AVX LINPACK 1時間の完走1秒前です。
完走させるのは結構簡単だったのですが、要求Vcoreは結構高めで、その為か温度もHT機能が付いていないCPUにしては79℃とかなり高めです。
コア0とコア2の温度差10℃も結構気にはなります。(というかコア0だけ突出して低い)
室温はいつものように26~27℃でした。
まぁそもそもCPUの斜め前にHDD4台を満載したCoolerMasterの4-in-3 Device Module(STB-3T4-E3-GP)が鎮座しているので、熱的に不利なのは当たり前だったりします。
ケースを換えれば数℃は下がると思います。
そういう意味では、ノーエラーで80℃切ってるだけマシなのかもしれません。
Windowsエクスペリエンスはこんな感じです。
E6750@3.4GHz+GTX260

2500K@4.5GHz+iGPU HD3000

当然のようにHD3000がボトルネックになっていますが、仮にGTX260を挿してもまだボトルネックがビデオカードになるという状態です。
まぁでも一番のパワーアップ部分はHDD→SSDなんですけどね…。
適当設定ですが、忘備録としてP8Z68-V PRO/GEN3のUEFIの設定を載せておきます。
BIOSバージョンは3402です。

メモリの細かい設定は面倒なのでX.M.P.設定です。
EPU関係はオンにして省電力を狙います。
Internal PLL Overvoltageは、更に上を目指す際にはEnabledにした方がクロックの伸びがいいようです。
が、これを有効にするとスリープ復帰が出来なくなるとの事で、このマシンの場合はDisabled一択です。
この情報は以前から知っていて、初めから4.8GHz以上を目指さなかった理由の一つでもあります。
まぁ当たりCPUを引けばDisabledでも4.8GHz回ったという話もあるようですが。
内蔵GPUはOCしても焼け石に水だと思っているのでAutoのままです。
どのみちゲームを動かすような事態になったら、ビデオカードを挿さないと話にならないでしょう。

Load-line Calibration(LLC)をHighにすると、フルロード時に0.03V程度盛られます。
iGPUのLLCは今思うとMedium以下でも問題無い気がします。
VcoreのOffset値は-0.04Vです。
-0.05VでもOCCTは完走可能でしたが、低負荷時に落ちるという現象が発生したので調整しました。
現在の設定だとアイドル時は0.96Vまで下がります。

DRAM VoltageはX.M.P.設定では1.35Vに設定されます。
OCCTでは全く問題ありませんでしたが、スリープしようとした所ハングした事があったのでちょっと盛ってみました。
調整後今のところスリープ時の問題は起きていません。

ここは全く弄っていません。
以前のBIOSバージョンだとLong Duration Power Limitを増やしておかないとOCテスト中とかにクロックダウンが起こったらしいのですが、いつの間にかAutoで問題無くなったようです。

ここもデフォルト値のままです。
EIST・C1Eなどの省電力機能も全部有効です。

ファンコン周りの設定です。
CPUファンはアイドル時は1,000rpm程、CPUが60℃を超えるようなフルロード時は全開の1,700rpm程になる設定です。
ファン騒音の許容度はそれこそ十人十色ですが、私にとって12cmファンの1,700rpmは耐えられるレベルです。
ただ常時だと辛いので、フルロード時だけという設定です。
ファンの音でCPUの全開具合が分かるので、ある意味便利かもしれません。

CaseファンはStandardにしてみた所、CPUファンと連動するような上がり方で丁度良い感じだったのでこの設定にしています。
P8Z68-V PRO/GEN3はR.O.G.シリーズに比べると大分設定項目は少なめですが、意味の分からない項目がずらずら並んでいても無駄なのでこれはこれでありだなと思います。
ぶっちゃけメインのi7-3820@4.75GHzはスリープ復帰時にCPU温度センサーがたまに全部100℃表示になってしまう問題が解決せず、未だに試行錯誤している状態です。
録画マシンでもあるので過度なOCはしなかった為か、安定させるのは結構楽でした。
参考までに、上記設定でアイドル時75~83W(倍率が16~20数倍でフラフラする為)、OCCT中209W程度です。
(常駐させているガジェットでDiskAccessLampがCPU負荷を食っているようです。バージョンを新しくしてみたところ、16~18倍程度に収まるようになりました。)
もっと省電力なマシンはいくらでもあるとは思いますが、フルロードで4.5GHz可能・SSD 1台+HDD 4台搭載マシンなのでこんなもんかなとも思います。
前のE6750@3.4GHzだとアイドル時で120W食ってたので、それから考えると十分省電力にはなりました。