fc2ブログ

NVIDIA Inspector

NVIDIA Inspector 1.9.7.0 BETA

NVIDIA Inspector017 

NVIDIA Inspectorが1.9.7.0 BETAに更新されました。
旧バージョンからの自動更新、もしくは作者のページからzipファイルで落とせます。

主な変更点はGTX TITANへの各種対応です。

オーバークロック設定部にも変更点がありますが(GTX TITAN用のTemperature Target追加など)、そのためかNVIDIA Inspectorを起動させると勝手にオーバークロック設定部も表示されるバグが入ってしまったようです。
なおShow Overclockingボタンを2回押すと消す事は可能です。

私がメインで使うDriver Profile Settings画面では特に目立った不具合はありませんでした。

相変わらず改造BIOSな事がバレていますが、前の[INVALID](不正)表示から[MODIFIED](改変)表示と、多少柔らかい表現に変わりました。


インプットデバイス

Logicoolドライバのダウンロード不具合

ここ数日やけに当ブログのヒット数が伸びているので調べてみたところ、LogicoolゲーミングソフトウェアやSetpointがダウンロード出来ない、といった検索ワードが多いようです。
そこで調べてみたところ、確かに現在Gシリーズ系のゲーミングソフトウェアも通常マウス系のSetpointもダウンロードが不可能になっています。

以前G300の記事を書いた時のダウンロード不可現象はIE9でのみ不可でしたが、今回のは他のブラウザでも不可という話もあるようです。

とりあえず手っ取り早い解決策として、Logiマウススレテンプレ - LogiWikiの中にSetpointとゲーミングソフトウェアの各バージョン毎の直リンクが書いてあるので、そこから落とせば今回のダウンロード不具合も関係無くなります。
公式サポートページからでは入手出来ない旧バージョンもダウンロード出来るので、ロジクールマウス使いにはかなり有益なサイトですね。



上記の不具合とは全く関係ありませんが、なんとG700の生産が終了してしまったようです。
故障しても交換品はすでに無いようで、新規購入も市場在庫のみのようです。
私のG700は奇跡的にまだ故障していませんが、現状G700以外のマウスはあり得ないほど慣れきってしまったのでなんとか予備を1個確保しておきました。
正直多ボタンマウスとしてG600も気にはなったのですが、まだ入手出来る状況だったので無難なG700にしておきました。
G700の後継機種の話は全く見えてないようですが、予備が壊れる前になんとかG700直系の後継マウスが出てくれる事を祈るのみです。



※2013/03/21
予備に手を付ける前に後継機が発表されたようです。

4Gamer.net ― Logitech,G-Series製品ラインナップのリニューアルを発表。マウス4製品,キーボード2製品の改良版や,新作ヘッドセッット「G430」「G230」も登場

基本造形は同じですが表面加工が派手になっています。
このままでは今までの日本法人の売り方クリエイティブ プロフェッショナル仕様というのは無理そうなので、日本仕様はどうなるかは興味あります。
後G700sはレーザーセンサーが変わっているとか左右クリックのスイッチが変わっているとか内蔵メモリが無くなったとかの噂があるようですが、これは実際物が出てきてみないとまだ何とも言えません。
もし内蔵メモリの廃止が本当ならば、人によっては非常に大きな変更でしょう。
G700形状で内蔵メモリにこだわる方は、物があるうちに予備を押さえた方がいいのかも…しれません。
私はLGSでも自動ゲーム検出モードしか使っておらず、内蔵メモリは別にどっちでも構わない派なので手持ちのG700が壊れた際にはG700sと交換してもらおうかと思います。



GV-N670OC-2GD

GV-N670OC-2GDのBIOSを改造してみる その2(Kepler BIOS Tweaker)

前回使用したKGB - Kepler BIOS Editor/Unlockerより細かい設定が可能なBIOS改造ツールKepler BIOS Tweakerが出ていたので試用してみました。

[Sammelthread] NVIDIA GeForce GTX 600 Serie - BIOS-Files

HARDWARE LUXXというサイト? の掲示板で展開されているようです。
ちょっと見れば分かりますが、ここは英語ですらない(多分ドイツ語)ので私には殆ど書いてある内容は分かりません。
幸いダウンロードリンクは英語読みだったので、ツール自体の入手は簡単です。
2013/03/16現在バージョンは1.25です。

Kepler BIOS TweakerでGV-N670OC-2GDの無改造BIOSを読み込んでみるとこんな感じです。
Kepler_BIOS_Tweaker_001.jpg

本来説明書代わりになる掲示板が読めないので、カンで弄っていく事にします。
まぁ分からない部分は下手に弄らない方が正解でしょう。
なおSave BIOSボタンは上書き保存、Save BIOS Asボタンは名前を付けて保存なので改造前にバックアップしなくてもよくなっています。

Common
ここは一目で分かりやすい部分です。
各種クロック、ファンの自動速度調整幅、パワーターゲットの数値を設定します。
ここで一番の疑問はパワーターゲットの設定部分が2ヵ所あるところです。

Voltages
ここも分かりやすいですね。
電圧設定部分です。
KGBで弄った方には分かると思いますが、ここのMax Voltageはブースト時の電圧ではありません。
ブースト時にはこのMax Voltageに更に+0.025Vされます。
ただし合計最大1.2125Vまでという制限は当然そのままでしょう。
Voltage Patternの方は多分各P-State毎の最低電圧じゃないかと思います。
Max Voltageの設定部分が2ヵ所あるのはよく分かりません。

Boost Table
ここから説明書無しでは理解が難しくなってきます。
この設定項目は多分GPU Boostの推移設定です。
FermiまではP-Stateによりクロックが決定されていましたが、KeplerはP-State 0の最中でも頻繁にクロックが変動します。
その部分のテーブルでしょう。
まぁここで弄れるのはMax Table Clockの部分だけで、それに合わせてテーブル24~46のクロック値が全体的にオフセットされるだけです。

Boost States
Clock States
このツールで一番分からん部分です。
P-State毎のクロック設定で、上限値・下限値を設定してるんじゃないかな…としか理解出来ません。



ぶっちゃけP2~P8までのクロックを弄る必要性は感じておらず、P0のクロックはAfterburnerでどうにでもなるので、よく分からないクロック関係は弄らない事にしました。
Afterburnerから上手く弄れない電圧関係のみを弄ることにしましたが、問題は上記にも書いた
・パワーターゲットの設定部分が2ヵ所ある
・Max Voltageの設定部分が2ヵ所ある
の不明点です。

そこで改造後問題無く動作中のKGBで弄ったBIOSを読み込んでみました。
Kepler_BIOS_Tweaker_002.jpg
KGBで「チェックサム値を保持する」「パワーリミット150%」「電圧1.175V」の設定で改造したファイルです。
これを見ると少なくとも私のGV-N670OC-2GDの場合は
パワーターゲットは左側の部分だけ弄る
Max Voltageは2ヵ所とも同じ値になるように弄る
で良いのではないかと思われます。

上記の結果を踏まえ、今回はこのように弄ってみました。
Kepler_BIOS_Tweaker_003.jpg
Commonタブでは一番左下のMax値を300W設定にし、VoltagesタブではMax Voltageを2ヵ所とも1.175V(ブースト時Maxで1.2Vになる設定)、Voltage PatternのP5とP8の電圧を下げました。
P8はいわゆるアイドル時のP-Stateで、N480GTX LightningのBIOS改造時と同じく最低電圧0.825Vに設定してみました。
P5は…動画を見ていてもP8まで下がってしまうため、KeplerにおいてP5はどんな時に使われるのかよく分かりませんが気まぐれで下げてみました。

P-State 8
GV-N670OC-2GD_038.jpg

P-State 5
GV-N670OC-2GD_039.jpg

グレーアウトしていますが、2枚とも右のOverclockingタブの最下段で電圧設定値が表示されています。
改造後数日使用していますが、アイドル時や動画再生中などでハングアップや画像の乱れは全く無いので、下位P-Stateの低電圧化は正常に動作していると思われます。
ちなみに先日のNVIDIA Inspectorのバージョンアップ時のSSと比べると、P8 0.987V時のPower 9.47%(18.94W)からPower 8.34%(16.68W)とセンサー読みで2W程下がっているようです。



P0のMax Voltageの変更やパワーリミットの変更はKGBでも出来たので、実用上では大きな変化はありませんでした。
しかしDOS用コマンドラインプログラムのKGBと違って操作しやすいウィンドウプログラムである、P0以外の電圧も変更可能、Boost Tableや各種P-State毎のクロックの設定が可能という点などでKepler BIOS Tweakerの方が明らかに高機能です。
チェックサム値を保持しながら改造出来るのはKGBだけなのですが、ぶっちゃけ効果が全く感じられなかった(NVIDIA InspectorでもMODIFIEDになっていた)ので現状ではチェックサム値にこだわる必要はなさそうです。

ちなみに今回GV-N670OC-2GDのBIOSは公式最新であるF13を使用しました。
変更点の中に5.UEFI BIOSと書いてあり、いわゆるGOP対応BIOSなのかなと思われますが、少なくとも私の環境では全く変化を感じませんでした(起動時間など、無改造BIOSでテスト)。
Windows8環境だとなんらかの変化があるのかもしれませんが、まぁあんな欠陥OSにするつもりも無いので気兼ねなく改造BIOSを使用することにします。


FC2カウンター
プロフィール

Sin〓CT9A

Author:Sin〓CT9A
自作PCとゲームが好きなただの自由人

マシン構成

月別アーカイブ
検索フォーム
コンタクト

名前:
メール:
件名:
本文:


Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ