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GV-N670OC-2GD

GV-N670OC-2GDをSLIしてみる その4

プライマリ(ASIC 78.4%)とセカンダリ(ASIC 80.0%)の温度差がどうにも気になったので、試しに入れ替えてみました。

その結果やはりプライマリ側の方が温度が高く、うちの環境ではビデオカード側の個体差より設置場所の方が重要だという事が分かりました。
ただ温度差は縮まっているので、私の場合ASIC 80.0%物はプライマリ・78.4%物はセカンダリにした方がバランスは良いようです。
なお、元々はセカンダリの直上に位置するSoundblaster X-Fi FCSの温度を気遣っての位置決めでしたが、実際には温度が上がる方のASIC 78.4%物をセカンダリに挿しても80.0%物より3℃程度しか上がらないようなので多分大丈夫かと思われます。



前々回の記事中のGPU MonitorのSSを見ていて気付いたのですが、高温度時にASIC 78.4%物の電圧が1段階下がっています。
そのくせクロックが1段階下がらないのは謎なんですが、なんとなく試しにBIOSを弄って負荷時の電圧を1段階上げてみました。

その結果、なんとGPU Boostの最大クロック値が80.0%物と同じになりました
AfterburnerでのOC無しの状態で2枚とも最高ブースト1176HMz、AfterburnerのOC(コアクロック オフセット+53MHz)で2枚同期設定でも両方とも1228MHzになります。

GV-N670OC-2GD_SLI_011.jpg
今回の電圧設定です。
左がプライマリ(ASIC 80.0%)用、右がセカンダリ(ASIC 78.4%)用です。
セカンダリ側は設置場所的に有利なので、電圧を0.0125v上げた程度では温度的にも影響しませんでした。



今回の変更後の状態です。
GV-N670OC-2GD_SLI_012.jpg

このValley Benchmark中でも温度差は3~5℃と、以前の10℃前後の差があった状態と比べてかなりバランス的に改善出来ました。
現在はAfterburnerのプロファイルは2枚同期設定にしていますが、GPU Boostのクロックも揃っています。
KeplerではSLIを組んでいる2枚でも個体差によりブーストされるクロックが違う事が多々ありますが、現物合わせのワンオフ改造BIOSにより綺麗に揃える事が出来たので気分的にもスッキリしました。


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