インプットデバイス
Gaming Mouse G300 (Logicoolゲームソフトウェア その2)
前回の続きで、Logicoolゲームソフトウェアの自動ゲーム検出モードを書いてみます。
自動ゲーム検出

多分殆どの人がメインで使うモードで、かなり多機能で全ては解説しきれないレベルです。
画面下に並んでいるアイコンは、ホーム/ボタンのカスタマイズ/ポインタ設定のカスタマイズ/ライトの色をカスタマイズする、とバルーンで表示されます。
ただしライトの色をカスタマイズするをクリックするとボタンのカスタマイズ画面に飛ばされる為、実質設定画面は2種類です。
ボタンのカスタマイズ画面です。

・ボタン設定
・プロファイル設定
・イルミネーション設定
の3種類の設定機能が詰め込まれています。
・ボタン設定
基本はG300オンボードメモリモードと同じですが、多少高機能になっています。
左側のコマンド欄は、個別のボタン設定をするたびに自動的に追加されていきます。
コマンド欄で直接編集も可能です。
例えば先にマクロを編集し、それをドラッグ&ドロップで希望のボタンに設定する、という事も可能です。
ボタンを右クリックで上記SSのようにメニューが出ます。
オンボードメモリモードでは出てこなかった「デフォルトを使用」という行がありますが、これは常にクリック不可なので無視するしかありません。
初期状態に戻すには「一般を使用」をクリックします。
「編集...」をクリックするとオンボードメモリモードとは比べものにならない位多彩な設定が可能です。

キーストロークやマクロの設定が出来ます。
テキスト ブロックはG700には無いのでよく分かりませんが、見た目通りなら定型文を一気に入力してくれるような感じを受けます。
G700ではゲームのコンソールコマンドの一括入力などはマクロで設定しますが、G300では状況によって使い分ける事が出来るのかもしれません。

マウス専用の機能、メディアプレーヤー系の操作、Windowsの代表的なショートカットキー操作を設定出来ます。

一番右のVentriloですが、調べてみたところどうもフリーのボイスチャットツールのようです。
・プロファイル設定
6個のアイコン枠があります。
アイコンをクリックするとプロファイルが切り替わり、選択されているプロファイルの設定が出来ます。
枠は6個ですが、7個目を作成するとスクロールバーが表示されて横にスクロール出来るので6個で打ち止めと言うことはありません。
「+」アイコンをクリックすると新規プロファイルを作成出来ます。

「ゲーム実行中はプロファイルをロックする」というオプションがあります。
後述しますが、これは非常に重要なオプションだったりします。
フォルダアイコンをクリックすると、プロファイルのインポートやエクスポートが出来ます。
・イルミネーション設定
操作はオンボードメモリモードと同一です。
8色中から選択出来ます。
前回記事の最後でも書いていますが、ここで選択した色はあくまでLogicoolゲームソフトウェアが動作中のみ反映されます。
この3色の○で気付いたのですが、自動ゲーム検出モードでは1つのプロファイル毎に3つの設定を記憶出来ます。
これはオンボードメモリに記録出来る3種類とは全く別です。
言葉で書くと分かりにくいのですが、弄っているうちに理解出来ると思います。
自動切り替え自体はプロファイル毎しかしてくれないので、1つのゲーム用に3種類のボタン設定を手動で切り替えて使える、という事です。
ポインタ設定のカスタマイズ画面です。

オンボードメモリモードとは比べものにならない位細かい設定が可能です。
DPI感度のレベル数は1~5個の設定が出来ます。
DPI感度は50dpi毎の調整が可能です。
DPI感度をX軸とY軸を別々に設定が可能です。
ヘルプの横にあるアイコン、アプリケーション設定を変更をクリックするとこの画面が出ます。

この設定画面はG300オンボードメモリ/自動ゲーム検出どちらのモードも共通です。
GamePanelディスプレイというのは、ロジクールのゲーム用キーボードG510やG13に装備されているGamePanel LCDの事でしょう。
接続しているのがG300のみならば気にしなくてもいい項目です。
2回に分けてさらっと紹介したつもりですが、見直してみると結構な量になってしまいました。
それだけこのG300とLogicoolゲームソフトウェアは多機能だという事です。
最後にG700用Setpointでの欠点が、このLogicoolゲームソフトウェアでは改良されているか調べてみました。
・プロファイルが切り替わらない問題
G700用Setpointではプロファイルを自動切り替えで使用する場合、ゲーム起動時にはちゃんと切り替わりますが終了せずに一端デスクトップに戻るとGeneralプロファイルに戻ってしまいます。
その後またゲームにフォーカスを移してゲーム用に戻るなら問題はないのですが、一部ゲームにおいてGeneralから切り替わりません。
正直これは非常にやっかいな問題で、これを回避しようとするとG700のオンボードメモリにプロファイルを記録しないといけない為、Generalを含め最大5つしかプロファイルが使えないことになります。
また手動切り替えしか出来ないので毎回切り替えが面倒です。
その点このLogicoolゲームソフトウェアでは、プロファイルのプロパティに「ゲーム実行中はプロファイルをロックする」というオプションがあります。
試してみたところ、G700では戻れないゲームでもプロファイルを固定してくれているのでこの問題が解決しています。
・Ctrl/CapsLock入れ替え問題
これはG700用Setpointと同じ動きのままです。
つまりCtrlをソフトウェア的に入れ替えた状態では、ボタン割り当ての「コピー」や「貼り付け」が正常に機能しません。
回避方法もG700と同じでマクロを作成することにより正常動作させることが出来ます。
・Generalプロファイル設定をインポート出来ない問題
Logicoolゲームソフトウェアでは「デフォルト プロファイル」という名称になっていますが、位置づけは同じです。
試してみたところ、やはりLogicoolゲームソフトウェアでもインポート出来ません。
具体的にはエラーは出ず、「コピーして置換」という選択が出来るので可能のように見えますが実際には上書きはされません。
ただしLogicoolゲームソフトウェアにはSetpointには無い強力なオプションがあり、デフォルトで使うプロファイルを自由に選択出来ます。
つまり名前を変更してインポートし、それをデフォルトで使うプロファイルに指定する事により実質デフォルトプロファイルのインポートが可能になります。
LogicoolゲームソフトウェアはSetpointに比べて非常に多機能で、更にSetpointでの問題点も結構改善されています。
正直G700もこのLogicoolゲームソフトウェアでサポートして欲しいです。
それにしてもG300のコストパフォーマンスは凄まじいです。
多ボタンやイルミネーション等のハードウェアギミックに加え、今までのSetpointより遙かに使えるLogicoolゲームソフトウェアが使用出来ますからね。
低価格帯のゲーミングマウスでは敵無しではないかと思われます。
自動ゲーム検出

多分殆どの人がメインで使うモードで、かなり多機能で全ては解説しきれないレベルです。
画面下に並んでいるアイコンは、ホーム/ボタンのカスタマイズ/ポインタ設定のカスタマイズ/ライトの色をカスタマイズする、とバルーンで表示されます。
ただしライトの色をカスタマイズするをクリックするとボタンのカスタマイズ画面に飛ばされる為、実質設定画面は2種類です。
ボタンのカスタマイズ画面です。

・ボタン設定
・プロファイル設定
・イルミネーション設定
の3種類の設定機能が詰め込まれています。
・ボタン設定
基本はG300オンボードメモリモードと同じですが、多少高機能になっています。
左側のコマンド欄は、個別のボタン設定をするたびに自動的に追加されていきます。
コマンド欄で直接編集も可能です。
例えば先にマクロを編集し、それをドラッグ&ドロップで希望のボタンに設定する、という事も可能です。
ボタンを右クリックで上記SSのようにメニューが出ます。
オンボードメモリモードでは出てこなかった「デフォルトを使用」という行がありますが、これは常にクリック不可なので無視するしかありません。
初期状態に戻すには「一般を使用」をクリックします。
「編集...」をクリックするとオンボードメモリモードとは比べものにならない位多彩な設定が可能です。

キーストロークやマクロの設定が出来ます。
テキスト ブロックはG700には無いのでよく分かりませんが、見た目通りなら定型文を一気に入力してくれるような感じを受けます。
G700ではゲームのコンソールコマンドの一括入力などはマクロで設定しますが、G300では状況によって使い分ける事が出来るのかもしれません。

マウス専用の機能、メディアプレーヤー系の操作、Windowsの代表的なショートカットキー操作を設定出来ます。

一番右のVentriloですが、調べてみたところどうもフリーのボイスチャットツールのようです。
・プロファイル設定
6個のアイコン枠があります。
アイコンをクリックするとプロファイルが切り替わり、選択されているプロファイルの設定が出来ます。
枠は6個ですが、7個目を作成するとスクロールバーが表示されて横にスクロール出来るので6個で打ち止めと言うことはありません。
「+」アイコンをクリックすると新規プロファイルを作成出来ます。

「ゲーム実行中はプロファイルをロックする」というオプションがあります。
後述しますが、これは非常に重要なオプションだったりします。
フォルダアイコンをクリックすると、プロファイルのインポートやエクスポートが出来ます。
・イルミネーション設定
操作はオンボードメモリモードと同一です。
8色中から選択出来ます。
前回記事の最後でも書いていますが、ここで選択した色はあくまでLogicoolゲームソフトウェアが動作中のみ反映されます。
この3色の○で気付いたのですが、自動ゲーム検出モードでは1つのプロファイル毎に3つの設定を記憶出来ます。
これはオンボードメモリに記録出来る3種類とは全く別です。
言葉で書くと分かりにくいのですが、弄っているうちに理解出来ると思います。
自動切り替え自体はプロファイル毎しかしてくれないので、1つのゲーム用に3種類のボタン設定を手動で切り替えて使える、という事です。
ポインタ設定のカスタマイズ画面です。

オンボードメモリモードとは比べものにならない位細かい設定が可能です。
DPI感度のレベル数は1~5個の設定が出来ます。
DPI感度は50dpi毎の調整が可能です。
DPI感度をX軸とY軸を別々に設定が可能です。
ヘルプの横にあるアイコン、アプリケーション設定を変更をクリックするとこの画面が出ます。

この設定画面はG300オンボードメモリ/自動ゲーム検出どちらのモードも共通です。
GamePanelディスプレイというのは、ロジクールのゲーム用キーボードG510やG13に装備されているGamePanel LCDの事でしょう。
接続しているのがG300のみならば気にしなくてもいい項目です。
2回に分けてさらっと紹介したつもりですが、見直してみると結構な量になってしまいました。
それだけこのG300とLogicoolゲームソフトウェアは多機能だという事です。
最後にG700用Setpointでの欠点が、このLogicoolゲームソフトウェアでは改良されているか調べてみました。
・プロファイルが切り替わらない問題
G700用Setpointではプロファイルを自動切り替えで使用する場合、ゲーム起動時にはちゃんと切り替わりますが終了せずに一端デスクトップに戻るとGeneralプロファイルに戻ってしまいます。
その後またゲームにフォーカスを移してゲーム用に戻るなら問題はないのですが、一部ゲームにおいてGeneralから切り替わりません。
正直これは非常にやっかいな問題で、これを回避しようとするとG700のオンボードメモリにプロファイルを記録しないといけない為、Generalを含め最大5つしかプロファイルが使えないことになります。
また手動切り替えしか出来ないので毎回切り替えが面倒です。
その点このLogicoolゲームソフトウェアでは、プロファイルのプロパティに「ゲーム実行中はプロファイルをロックする」というオプションがあります。
試してみたところ、G700では戻れないゲームでもプロファイルを固定してくれているのでこの問題が解決しています。
・Ctrl/CapsLock入れ替え問題
これはG700用Setpointと同じ動きのままです。
つまりCtrlをソフトウェア的に入れ替えた状態では、ボタン割り当ての「コピー」や「貼り付け」が正常に機能しません。
回避方法もG700と同じでマクロを作成することにより正常動作させることが出来ます。
・Generalプロファイル設定をインポート出来ない問題
Logicoolゲームソフトウェアでは「デフォルト プロファイル」という名称になっていますが、位置づけは同じです。
試してみたところ、やはりLogicoolゲームソフトウェアでもインポート出来ません。
具体的にはエラーは出ず、「コピーして置換」という選択が出来るので可能のように見えますが実際には上書きはされません。
ただしLogicoolゲームソフトウェアにはSetpointには無い強力なオプションがあり、デフォルトで使うプロファイルを自由に選択出来ます。
つまり名前を変更してインポートし、それをデフォルトで使うプロファイルに指定する事により実質デフォルトプロファイルのインポートが可能になります。
LogicoolゲームソフトウェアはSetpointに比べて非常に多機能で、更にSetpointでの問題点も結構改善されています。
正直G700もこのLogicoolゲームソフトウェアでサポートして欲しいです。
それにしてもG300のコストパフォーマンスは凄まじいです。
多ボタンやイルミネーション等のハードウェアギミックに加え、今までのSetpointより遙かに使えるLogicoolゲームソフトウェアが使用出来ますからね。
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前回 と 前々回 では LGS の 2 種類ある設定の内一つの 「オンボードメモリ」 の機能を中心に内容を確認しましたが、この機能はまったく使用し...
現在メインで使用中のマウス Logicool G500s Laser Gaming Mouse のゲーミングデバイス用ソフトウェア Logicool Gaming Software (以下、LGS) をあれこれ触ったりした時の設定メモです。
今回は 「自動ゲーム検出」 にて実際にマウスボタンをカスタマイズしてボタンの割り当てをしてみます。
現在メインで使用中のマウス Logicool G500s Laser Gaming Mouse のゲーミングデバイス用ソフトウェア Logicool Gaming Software (以下、LGS) をあれこれ触ったりした時の設定メモです。
今回は 「自動ゲーム検出」 にてプロファイルの管理やポインタの設定をみてみます。
現在メインで使用中のマウス Logicool G500s Laser Gaming Mouse のゲーミングデバイス用ソフトウェア Logicool Gaming Software (以下、LGS) をあれこれ触ったりした時の設定メモです。
今回は 「自動ゲーム検出」 にて新規プロファイルの作成からボタンの割り当てまでの一連の設定作業をしてみます。
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今回は 「自動ゲーム検出」 にて 「新しいゲーム用のスキャン」 を使って一連の設定作業をしてみます。
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現在メインで使用中のマウス Logicool G500s Laser Gaming Mouse のゲーミングデバイス用ソフトウェア Logicool Gaming Software (以下、LGS) をあれこれ触ったりした時の設定メモです。
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