i5-2500K・P8Z68-V PRO/GEN3
i5-2500Kの常用OC
他の人からは1年遅れの話題ですが、サブマシンでもOCするのは私の性なのでやってみました。
ただし長時間稼働マシンなのと、ファイルサーバー兼録画マシンでもあるので安定性+そこそこ省電力を重視します。
最初に軽く弄ってみたところあまり耐性の良さそうな感じではなかったので、4.8GHzとか5GHzとか景気の良いクロックは目指しません。
最低目標の4.3GHzはすんなりOCCT AVX LINPACKを通す事が出来たので、購入前の目論見通り4.5GHzで設定しました。
OCCT完走後若干の調整をし1週間ほど使用してみましたが、エラーやBSODは出ずスリープも復帰も完全に動作しているのでとりあえずこんな感じかなと思います。
(購入記事をアップしたのは6/23ですが、実際に購入したのは6/17です)

OCCT AVX LINPACK 1時間の完走1秒前です。
完走させるのは結構簡単だったのですが、要求Vcoreは結構高めで、その為か温度もHT機能が付いていないCPUにしては79℃とかなり高めです。
コア0とコア2の温度差10℃も結構気にはなります。(というかコア0だけ突出して低い)
室温はいつものように26~27℃でした。
まぁそもそもCPUの斜め前にHDD4台を満載したCoolerMasterの4-in-3 Device Module(STB-3T4-E3-GP)が鎮座しているので、熱的に不利なのは当たり前だったりします。
ケースを換えれば数℃は下がると思います。
そういう意味では、ノーエラーで80℃切ってるだけマシなのかもしれません。
Windowsエクスペリエンスはこんな感じです。
E6750@3.4GHz+GTX260

2500K@4.5GHz+iGPU HD3000

当然のようにHD3000がボトルネックになっていますが、仮にGTX260を挿してもまだボトルネックがビデオカードになるという状態です。
まぁでも一番のパワーアップ部分はHDD→SSDなんですけどね…。
適当設定ですが、忘備録としてP8Z68-V PRO/GEN3のUEFIの設定を載せておきます。
BIOSバージョンは3402です。

メモリの細かい設定は面倒なのでX.M.P.設定です。
EPU関係はオンにして省電力を狙います。
Internal PLL Overvoltageは、更に上を目指す際にはEnabledにした方がクロックの伸びがいいようです。
が、これを有効にするとスリープ復帰が出来なくなるとの事で、このマシンの場合はDisabled一択です。
この情報は以前から知っていて、初めから4.8GHz以上を目指さなかった理由の一つでもあります。
まぁ当たりCPUを引けばDisabledでも4.8GHz回ったという話もあるようですが。
内蔵GPUはOCしても焼け石に水だと思っているのでAutoのままです。
どのみちゲームを動かすような事態になったら、ビデオカードを挿さないと話にならないでしょう。

Load-line Calibration(LLC)をHighにすると、フルロード時に0.03V程度盛られます。
iGPUのLLCは今思うとMedium以下でも問題無い気がします。
VcoreのOffset値は-0.04Vです。
-0.05VでもOCCTは完走可能でしたが、低負荷時に落ちるという現象が発生したので調整しました。
現在の設定だとアイドル時は0.96Vまで下がります。

DRAM VoltageはX.M.P.設定では1.35Vに設定されます。
OCCTでは全く問題ありませんでしたが、スリープしようとした所ハングした事があったのでちょっと盛ってみました。
調整後今のところスリープ時の問題は起きていません。

ここは全く弄っていません。
以前のBIOSバージョンだとLong Duration Power Limitを増やしておかないとOCテスト中とかにクロックダウンが起こったらしいのですが、いつの間にかAutoで問題無くなったようです。

ここもデフォルト値のままです。
EIST・C1Eなどの省電力機能も全部有効です。

ファンコン周りの設定です。
CPUファンはアイドル時は1,000rpm程、CPUが60℃を超えるようなフルロード時は全開の1,700rpm程になる設定です。
ファン騒音の許容度はそれこそ十人十色ですが、私にとって12cmファンの1,700rpmは耐えられるレベルです。
ただ常時だと辛いので、フルロード時だけという設定です。
ファンの音でCPUの全開具合が分かるので、ある意味便利かもしれません。

CaseファンはStandardにしてみた所、CPUファンと連動するような上がり方で丁度良い感じだったのでこの設定にしています。
P8Z68-V PRO/GEN3はR.O.G.シリーズに比べると大分設定項目は少なめですが、意味の分からない項目がずらずら並んでいても無駄なのでこれはこれでありだなと思います。
ぶっちゃけメインのi7-3820@4.75GHzはスリープ復帰時にCPU温度センサーがたまに全部100℃表示になってしまう問題が解決せず、未だに試行錯誤している状態です。
録画マシンでもあるので過度なOCはしなかった為か、安定させるのは結構楽でした。
参考までに、上記設定でアイドル時75~83W(倍率が16~20数倍でフラフラする為)、OCCT中209W程度です。
(常駐させているガジェットでDiskAccessLampがCPU負荷を食っているようです。バージョンを新しくしてみたところ、16~18倍程度に収まるようになりました。)
もっと省電力なマシンはいくらでもあるとは思いますが、フルロードで4.5GHz可能・SSD 1台+HDD 4台搭載マシンなのでこんなもんかなとも思います。
前のE6750@3.4GHzだとアイドル時で120W食ってたので、それから考えると十分省電力にはなりました。
ただし長時間稼働マシンなのと、ファイルサーバー兼録画マシンでもあるので安定性+そこそこ省電力を重視します。
最初に軽く弄ってみたところあまり耐性の良さそうな感じではなかったので、4.8GHzとか5GHzとか景気の良いクロックは目指しません。
最低目標の4.3GHzはすんなりOCCT AVX LINPACKを通す事が出来たので、購入前の目論見通り4.5GHzで設定しました。
OCCT完走後若干の調整をし1週間ほど使用してみましたが、エラーやBSODは出ずスリープも復帰も完全に動作しているのでとりあえずこんな感じかなと思います。
(購入記事をアップしたのは6/23ですが、実際に購入したのは6/17です)

OCCT AVX LINPACK 1時間の完走1秒前です。
完走させるのは結構簡単だったのですが、要求Vcoreは結構高めで、その為か温度もHT機能が付いていないCPUにしては79℃とかなり高めです。
コア0とコア2の温度差10℃も結構気にはなります。(というかコア0だけ突出して低い)
室温はいつものように26~27℃でした。
まぁそもそもCPUの斜め前にHDD4台を満載したCoolerMasterの4-in-3 Device Module(STB-3T4-E3-GP)が鎮座しているので、熱的に不利なのは当たり前だったりします。
ケースを換えれば数℃は下がると思います。
そういう意味では、ノーエラーで80℃切ってるだけマシなのかもしれません。
Windowsエクスペリエンスはこんな感じです。
E6750@3.4GHz+GTX260

2500K@4.5GHz+iGPU HD3000

当然のようにHD3000がボトルネックになっていますが、仮にGTX260を挿してもまだボトルネックがビデオカードになるという状態です。
まぁでも一番のパワーアップ部分はHDD→SSDなんですけどね…。
適当設定ですが、忘備録としてP8Z68-V PRO/GEN3のUEFIの設定を載せておきます。
BIOSバージョンは3402です。

メモリの細かい設定は面倒なのでX.M.P.設定です。
EPU関係はオンにして省電力を狙います。
Internal PLL Overvoltageは、更に上を目指す際にはEnabledにした方がクロックの伸びがいいようです。
が、これを有効にするとスリープ復帰が出来なくなるとの事で、このマシンの場合はDisabled一択です。
この情報は以前から知っていて、初めから4.8GHz以上を目指さなかった理由の一つでもあります。
まぁ当たりCPUを引けばDisabledでも4.8GHz回ったという話もあるようですが。
内蔵GPUはOCしても焼け石に水だと思っているのでAutoのままです。
どのみちゲームを動かすような事態になったら、ビデオカードを挿さないと話にならないでしょう。

Load-line Calibration(LLC)をHighにすると、フルロード時に0.03V程度盛られます。
iGPUのLLCは今思うとMedium以下でも問題無い気がします。
VcoreのOffset値は-0.04Vです。
-0.05VでもOCCTは完走可能でしたが、低負荷時に落ちるという現象が発生したので調整しました。
現在の設定だとアイドル時は0.96Vまで下がります。

DRAM VoltageはX.M.P.設定では1.35Vに設定されます。
OCCTでは全く問題ありませんでしたが、スリープしようとした所ハングした事があったのでちょっと盛ってみました。
調整後今のところスリープ時の問題は起きていません。

ここは全く弄っていません。
以前のBIOSバージョンだとLong Duration Power Limitを増やしておかないとOCテスト中とかにクロックダウンが起こったらしいのですが、いつの間にかAutoで問題無くなったようです。

ここもデフォルト値のままです。
EIST・C1Eなどの省電力機能も全部有効です。

ファンコン周りの設定です。
CPUファンはアイドル時は1,000rpm程、CPUが60℃を超えるようなフルロード時は全開の1,700rpm程になる設定です。
ファン騒音の許容度はそれこそ十人十色ですが、私にとって12cmファンの1,700rpmは耐えられるレベルです。
ただ常時だと辛いので、フルロード時だけという設定です。
ファンの音でCPUの全開具合が分かるので、ある意味便利かもしれません。

CaseファンはStandardにしてみた所、CPUファンと連動するような上がり方で丁度良い感じだったのでこの設定にしています。
P8Z68-V PRO/GEN3はR.O.G.シリーズに比べると大分設定項目は少なめですが、意味の分からない項目がずらずら並んでいても無駄なのでこれはこれでありだなと思います。
ぶっちゃけメインのi7-3820@4.75GHzはスリープ復帰時にCPU温度センサーがたまに全部100℃表示になってしまう問題が解決せず、未だに試行錯誤している状態です。
録画マシンでもあるので過度なOCはしなかった為か、安定させるのは結構楽でした。
参考までに、上記設定でアイドル時75~83W(倍率が16~20数倍でフラフラする為)、OCCT中209W程度です。
(常駐させているガジェットでDiskAccessLampがCPU負荷を食っているようです。バージョンを新しくしてみたところ、16~18倍程度に収まるようになりました。)
もっと省電力なマシンはいくらでもあるとは思いますが、フルロードで4.5GHz可能・SSD 1台+HDD 4台搭載マシンなのでこんなもんかなとも思います。
前のE6750@3.4GHzだとアイドル時で120W食ってたので、それから考えると十分省電力にはなりました。
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