fc2ブログ

Sandy Bridge-E・Rampage IV Formula

Rampage IV Formula BIOS 4901

気まぐれ自作er日記 - Rampage IV Formula BIOS 4208と4310

去年書いた上記記事にある通り、Rampage IV FormulaのIvy Bridge-E対応版として公開されたBIOS 4310の出来があまりに酷かったので、4208に戻した後BIOS更新は放棄していました。
その後も数回更新されていたようですが、Haswell-Eまで後3ヶ月も切ったと思われるこの時期に最新BIOS 4901が公開されたのでとりあえず試してみました。
ちなみに4310はあまりの出来の酷さからか現在BIOSダウンロードリストから消されています。



4901に更新してみたところ、基本的には4310の時と同じように
・4208以前からの変更だと初回POST時iROGの更新画面が表示される
・UEFIのデザインが大きく変わる(多分Z87系ROGマザーと同じかと思われる)

になります。
CPU Strap 125MHz時のコールドスタート時の初期化時間は正確には計っていませんが、4208 > 4901 > 4310という感じです。

4310時の致命的な問題点、安定性ですが大きく改善されています。
私の4.3GHz設定でのAdditional Turbo Voltageも正常に効いているようです。
4.75GHzも問題無くOCCT AVX LINPACK 1時間をパス出来ました。(室温26℃)

i7_3820_OCCT_007.jpg

あくまで私の環境でですが、4.3GHz(CPU Strap 100MHz)も4.75GHz(CPU Strap 125MHz)も4208と同じ設定で正常に動くようになったようです。
なお両設定とも4310以降で新設された項目Internal PLL OvervoltageはDisabledの状態にしています。

と、ここまでは非常にいい調子でしたが…やはり落とし穴が。
4310でもあった不具合、Windows7の電源管理をバランスにした場合なかなかターボ倍率にならない(4.3GHz設定・4.75GHz設定どちらでも36倍止まりになる)が直っていません。
具体的にいうと
・Super-piではターボにならない
・新生FF14ベンチではなったりならなかったり
・CINEBENCHのCPUシングルではならない
・OCCTではなる

という感じです。
なんとなくアクティブコア数が関係しているような気もしますが、とにかく全コアに負荷が掛からないとターボ倍率にならないという感じです。
正直CINEBENCHのCPUシングル(シングルスレッド高負荷状態)でターボ倍率にならないというのは、ゲーム用途としてシングルスレッドパワーが重要な私には致命的な不具合です。

4901は安定性は問題無いので、何とかならないかとBIOSのCPU Performance SettingsページやCPU Power Management Configurationページを弄ってみましたが、私には解決出来ませんでした。
ちなみにWindwos7の電源管理を高パフォーマンスベース (電源プランの作成時に高パフォーマンスをベースにして、最小のプロセッサの状態を5%、最大のプロセッサの状態を100%) にするとちゃんとターボ倍率になります。
しかし倍率が上がる負荷しきい値がバランスベースと明らかに違い、またそのしきい値はユーザーは通常弄る事が出来ないので、アイドル時でも僅かな負荷でガンガン倍率が上がり消費電力的にかなり不利になるので常用としては微妙な感じです。



上記の状態なので、結局今回も4208に戻しました。
コールドスタート時の初期化時間やUEFIの見た目など色々改善点もあり、安定性も問題無くなっただけにターボ倍率の不具合は残念です。
もしかするとIvy Bridge-Eだと正常に動作するのかもしれませんが、私は所有していないので確認出来ません。
Ivy Bridge-Eで全コア同期設定のOC時でのターボ倍率動作情報をお持ちの方はコメント欄に書き込んでいただけると幸いです。

※追記※
Windowsの電源オプションの隠し設定を弄る事で、省電力とシングルスレッドMAXパワーの両立が可能になりました。
詳しくは下の記事を参照して下さい。

気まぐれ自作er日記 Ivy Bridge-E対応BIOSでの謎ターボブースト動作対策


関連記事
Comment
65
4930K+R4Eですが、Ivy-E対応のどのBIOSでも似たような感じでエンコや全コア使ってくれるベンチはターボしますがゲームやシングルスレッドなアプリでは同じくターボせずに定格でしか駆動しませんね。
ただ同じBIOSで3930Kから4930Kに乗り換えてから発生してた(と思ってた)のでIVY-EでCPUの省電力機構に何か手が入ったのかと思っていましたが…

電源オプションを高にするか、そもそもSpeedSpetを切ってしまうかなど消費電力と半導体の寿命を気にしなければ強引な解決策はあるのですが
消費電力を気にしつつ解決するとなるとHT切ってしまうという手もあります。
これだと特に何もせずとも3930K+以前のBIOS感覚で4.4GHzまで上昇してくれました。
もちろんエンコなどのコア数命なアプリではパフォーマンスが落ちるのでお勧めできませんし、3820でも同じ動作をするかは分かりませんが一度お試しください。

66
貴重な情報ありがとうございました。

早速BIOS1に残してある4901に切り替えて試してみました。
結果としては、私のi7-3820+R4Fの環境ではHTをオフにしてもシングルスレッド系のベンチマークでは36倍のままでした。
R4EとR4Fの違いなのか、Sandy Bridge-EとIvy Bridge-Eの違いのせいかは分かりかねますが、この謎の不具合は根深いかもしれません。

ただ出たばかりのBIOSでなら分かりますが、不具合が出始めて半年以上経っているのに未だに直らないのが不思議ではあります。
言語の壁があるので私は利用不可能ですが、確かR.O.G.公式フォーラムがあるはずです。
海外でもR4EやR4Fを購入するようなユーザーはマニアが殆どでしょうし、当然すぐに報告されているだろうと思っていましたが…。
まさか海外のOCerは一切省電力機能は使わないので気が付かない…とかは無いと思いたいです。

67
私も以前ターボモードの件で悩んでメールでASUSに聞いてみたことがあります。
返答は、電源オプションの設定を高パフォーマンスにしてくださいでした。
直す気は無いのかもしれません。

68
なんとそれは衝撃の事実です…。
となるとR4Fでは4208・R4Eでは(多分)4206までしか省電力とシングルスレッドパワーの両立は出来なさそうですね。

こうなるとこの仕様がX79のRampageシリーズのみなのか、それとも最近のASUSマザー全般でも同じなのかが気になります。
Z87やZ97マザーでの動作状態はどうなんでしょうね…。

Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
FC2カウンター
プロフィール

Sin〓CT9A

Author:Sin〓CT9A
自作PCとゲームが好きなただの自由人

マシン構成

月別アーカイブ
検索フォーム
コンタクト

名前:
メール:
件名:
本文:


Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ