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GTX 1070 AMP Edition

ZOTAC GeForce GTX 1070 AMP Editionのベンチマーク

前に使っていたGV-N670OC-2GD (GTX670) のSLIとのベンチマーク比較をしてみました。
なお定格のベンチは色々なメディア記事でも見ればいいという事で、常用OC状態で計測しています。

ただPascalは弄り始めたばかりなので動的制御の挙動ををまだ掴みきれず、1070AMPは暫定の適当OC状態です。
3DMark結果のリンク先にクロックが明記されていますが、コアは+38MHz・メモリは+500MHzのオフセットです。
一応一発芸ではなくOCCT GPUのShader Complexity = 3で10分ほど回してノーエラーを確認しています。
激重なテストなので2chで2.1GHzで動いたとか言ってる方のはまぁエラー出ると思います。
なおこのテストをする場合はTemp Limitはちゃんと設定しておいた方がいいです。
余裕で80℃を越えてくるテストで、下記のどのベンチよりも遙かに重たいです。

ちなみに一発芸ならコア+100MHzでも余裕でベンチは完走します。
内部エラー吐きながらの完走なので数値的にはあまり伸びません。

実行時の消費電力も書いておきますが、X79でi7-3930K@4.5GHzという大食らい環境なのであまり参考にならないかもしれません。
一応1070AMPのPower Limitは最大の120%にしてたので、これ以上消費電力が上がる事はまず無いだろうという上限の参考にでもして下さい。
ちなみにアイドル時の消費電力は以下です。
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力138W
GTX 1070 AMP Edition   消費電力118W



3DMark
まずは定番の3DMarkです。
丁度DirectX12用の新テストTime Spyが出たのでこれからテストしてみました。

Time Spy
Before_N670OC_SLI_004.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力537W

After_GTX1070_AMP_004.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力386W


Fire Strike
Before_N670OC_SLI_003.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力698W

After_GTX1070_AMP_003.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力476W


Cloud Gate
Before_N670OC_SLI_002.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力640W

After_GTX1070_AMP_002.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力446W


Ice Storm Extreme
Before_N670OC_SLI_001.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力651W

After_GTX1070_AMP_001.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力427W

ざっくり言うと、Time SpyはDirectX12、Fire StrikeはDirectX11、Cloud GateはDirectX10、Ice Storm ExtremeはDirectX9での性能を計るテストです。
こうして並べると一目瞭然ですが、Pascalは明らかにDirectX11と12に焦点を絞って性能を上げているようです。



PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4

Before_N670OC_SLI_005.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力653W

After_GTX1070_AMP_005.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力434W

未だにDirectX9という時代遅れのプログラムですが、私が現役だった時には無かった設定6が追加されているので計測してみました。
DirectX9なのでやはりそれほど上がりませんね。
なおベンチ中に色がおかしい時がありましたが、調べてみたらこれフルスクリーン時に起こる現象で、対策が「仮想フルスクリーンで実行して下さい」のようですね…アホかと。
ガチャ用のアバター作るより先に直さなければならない事を完全放棄とはさすがクズ運営です。



FF14ベンチマーク
新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
Before_N670OC_SLI_006.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力651W

After_GTX1070_AMP_006.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力458W


蒼天のイシュガルド ベンチマーク
Before_N670OC_SLI_007.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力677W

After_GTX1070_AMP_007.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力455W

新生エオルゼアはDirectX9、蒼天のイシュガルドはDirectX9と11を選べるのですが今回は11での計測です。
このFF14ベンチでも3DMarkと同じように、DirectX9では若干速くなった程度ですがDirectX11ではきちんと進化しています。



TMPGEnc Video Mastering Works 5
これはベンチマークではなく実作業での計測です。
エンコード自体はCPUでのソフトウェアエンコードですが、フィルター処理にCUDAを使用しています。
フィルターはインターレース解除に2倍fps化の適応補完、あとは高精度映像ノイズ除去を使用しています。
2本同時エンコード設定です。

Before_N670OC_SLI_008.jpg
GV-N670OC-2GD SLI   消費電力551W

After_GTX1070_AMP_008.jpg
GTX 1070 AMP Edition   消費電力462W

このCUDAではSLIは効かないので、GTX670とGTX1070での1枚同士の比較になります。
フィルター処理部分でしか効果がないのにも関わらず、ビデオカードを換えただけで計5分以上の短縮、特に上の1本だけで見ると10分以上短縮してるのはなかなか凄い事だと思います。



以上が簡単にメジャー系ベンチマークを回してみた結果です。
結論は途中にも書いてしまっていますが、DirectX9・10は微増、11・12・CUDAは大幅アップといった特性のようです。
環境がSandy Bridge-E + X79という4年以上前のロートル環境ですが、6コアパワーで3DMarkは健闘している方ではないかと思っています。
ただFF14ベンチのように実質4コアまでしか使用しないベンチは厳しいですね。
SkylakeのOCにはとても勝てそうにありません。

上につらつら並べたように、GTX670のSLIは条件さえ満たせばGTX970以上980未満程度の速度は出ます。
これが私がRADEON RX480や19日に発表されたGTX1060を選べない理由です。
3万以上出して速度差誤差範囲のカードを選ぶはずがありません。

正直実ゲームにおいてはあまり変わってないかもという印象のゲームもありました。
ただGPU速度だけではなくビデオメモリが一気に4倍の8GBになった事は大きく、当分の間ビデオメモリ量を気にした設定をしなくて良くなるのは素晴らしいです。
例えばRise of the Tomb Raiderではプリセット最高 (何故か設定項目全てが最高設定という訳ではない) を選ぶと、フルHDの解像度でもビデオメモリ消費が7GBを越えたりするのでGTX980Tiに比べて明確なアドバンテージがあります。

あとはSLIが効かなかったゲームで劇的に変わった事でしょうか。
私の手持ちだとWolfensteinの2本ですが、SLI無効なため結構設定を落としていたのが一気に最高設定でプレイ可能になりました。
ちなみにこのWolfensteinはOpenGLを使用しており、過去のTechPowerUpでのビデオカードレビュー時の数値を見ていると超GeForce特化のため、RX480では多分GTX670と変わらない程度だったでしょう。

2chでRX480系のスレを見ているとしょっちゅう出てくるのがFluid Motionの優位性の語りですが、あれって60fpsでエンコードした動画でも効くんでしょうか?
無理ならば我が家には全く無用の長物です。
唯一FreeSyncが心残りですが…NVIDIAの改心など期待出来そうになく諦めるしかなさそうです。
結局NVIDIAはパワーは優秀だが囲い込みやボッタクリが酷い、AMDは元々パワー不足な上にRADEON最適化が少なすぎて使いものにならないというビデオカード暗黒時代になってしまったようです。
AMDはゲーム機市場を独占したのになんでこんなことになっているのか、正直残念すぎですね。


    
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Comment
92
私は処分特価の4.5万円で買った980TiをサブPCに突っ込んで1500MHz程で動かしてますが、CPUの影響のあまり無い3dmarkのgraphic scoreを見るとFireStrikeは誤差レベルでOC980Tiが上、TimeSpyは3%ほどOC1070が上という結果だったので処分価格の980Ti買った方が…と思いましたが最近のゲームはそんなにVRAM使うんですね

実はEVGAの1080FEとFTWを運よく個人輸入で米尼から購入できたのですが、
OC耐性がリファとオリジナルPCBで変わらない、OCモデルからのクロックの伸びが非常に悪い、水冷化してPowerもTempも引っかからない状態にしてもクロックが一定にならない(必ずフラつく)、そもそもOCしてもクロックに対し性能がリニアに上がらない、電圧が今まで以上に制御不能、ASIC値が読めない等Pascalはいじっててあまり楽しいGPUでは無いと個人的には感じました。(BIOSも今はまだいじれませんし。)

93
前のGTX670 SLIでGPU速度的に問題無くてもVRAMが足りなすぎる、という問題に長く苦しんだためトラウマでVRAM量重視の選択になりました。
GTX1080 2枚とか凄い資金力をお持ちのようで羨ましい限りです。
Pascalがユーザーの弄り所が少なくてつまらないというのは同意します。
BIOS Tweakerが出ても、GPU温度次第でクロックと電圧が今まで以上に動的制御されてしまうPascalはかなり弄りにくそうな感じですね。

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