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RTX 2080 SUPER GRP

PALIT GeForce RTX 2080 SUPER GRPとFS2735によるG-SYNC Compatible動作

今回GeForceで試してみたかった最大目的のG-SYNC Compatibleを使ってみました。

NVIDIA GPUとFORIS FS2735でのFreeSync表示 | EIZO株式会社
既に製造終了という事とEIZOがG-SYNCモニターを1台も作らなかったせいでFS2735はNVIDIAの認定は取れませんでした。
ただ実際は上記EIZOの発表にもあるように使用出来ます。


2080S_GRP_034.jpg

GTX670では出てこなかったG-SYNCの設定項目が出てきます。
ここで手動で有効化出来ます。



G-SYNC Compatibleがきちんと動いているかの確認をしてみました。
一番確実なのはNVIDIA謹製のG-SYNCデモ用ソフトでの確認です。

ダウンロード G-SYNC Pendulum のデモ デモ | NVIDIA Cool Stuff

有名な振り子デモです。
ちなみにこのデモ、フルスクリーンモード時はRadeonのFreeSyncの確認にも使用可能です。



2080S_GRP_035.jpg

起動させると解像度フルHD (1920x1080) のフルスクリーンモードで起動します。
Windowsの作法通り、Alt+Enterでウィンドウモードに切り替わります。トグル動作です。
どちらのモードでもESCキーで終了します。



2080S_GRP_036.jpg

画面左下の「Show Test Pattern」をクリックするとこのように縦線が横スクロールするデモになります。
もう一度クリックすると振り子に戻ります。



2080S_GRP_037.jpg

同じく左下の「FPS Sliders」をクリックするとこのようにMin/MaxのFramerateを自由に調整出来るようになります。
Min/Maxを同じ数値にすると当然固定フレームレートになります。 (厳密には+-0.1fps程度で細かく上下はしていますが)
今回私がメインで使用した機能です。



2080S_GRP_040.jpg

フルスクリーンモードで実際に確認してみました。
70fps設定の状態です。



2080S_GRP_041.jpg

50fps設定の状態です。
FS2735は仕様上56~144HzのFreeSync (Adaptive-Sync) 範囲ですが、ご覧のように2倍の100Hzで駆動しています。
つまりGeForce Driverでも低フレームレート補完 (LFC) が実装されていると言う事です。
これが無いと56fpsを切った瞬間からカクカクしまくるため、LFC対応にほっとしました。



2080S_GRP_042.jpg

30fps設定の状態です。
2倍の60Hzは可変リフレッシュレートの範囲内なんですが、余裕を持つためか3倍の90Hzで出力しています。
そしてこの3倍LFCになるとかなり滑らかさが無くなり、小刻みにカクカクしているような映像になります。



2080S_GRP_043.jpg

Pendulum Demoで設定出来る最低値の20fps設定です。
ご覧の通り4倍LFCになります。
ここまで倍率が上がってしまうともはや滑らかさは感じられません。
不定期にカクツク感じの不快感はありませんが、どのみちこのfpsでは非実用的と言えます。



実際にゲームで使用してみたところ、フルスクリーンモード時においては期待通りの滑らかな動きです。
Radeonでは何故か効かなかったJust Cause 3でもきちんと効きました。

ただしばらく使用しているといくつか気になる事も出てきました。

・時々効きがおかしくなる
これはハッキリとどのような条件で起きるかは分かっていません。
ゲームをしばらくプレイしているとなんかカクついてるような感じを受ける事があります。
その時は一端ウィンドウモードに切り替え、もう一度フルスクリーンモードに戻す事によって直る事が多いです。
この記事の一番最初のSSのようにフルスクリーンモードのみでG-SYNCを有効にしている場合、ウィンドウモードにするとG-SYNC Compatibleがオフになりフルスクリーンモードに戻す事によりオンになる、つまりは手動でオフオンしていると言う事です。

・ウィンドウモード時の効きがおかしい
ここまで敢えてフルスクリーンモード前提で話してきましたが、この記事の一番最初のSSでも分かるようにウィンドウモードでもG-SYNC Compatibleを効かせる設定が可能です。
ただし実際に設定してみれば分かりますが、ウィンドウモードでは効きがおかしく頻繁に明らかなカクツキ=スタッターが入ります。
※※※ 原因が判明したので追記に書いておきます ※※※

FS2735のインフォメーションを見てみると、fV (垂直周波数) が乱れまくっています。
どうもアプリケーションのfpsとデスクトップのfpsに交互に切り替えてるような動きです。
3Dアプリケーションが動作中はデスクトップの周波数に合わせる必要は全くないんですが、現状ではちょっと気になる動作をしています。

ここからが一番の問題なんですが、このウィンドウモードのカクツキ動作はボーダーレスウィンドウ (仮想フルスクリーン) でも同じ動作になってしまいます
GeForce Driverにおいてはボーダーレスウィンドウはウィンドウモードと同等の処理になっています。

つまり和製ゲームやModゲームで多用されるボーダーレスウィンドウ時はG-SYNC Compatibleは使いものになりません
英語が拙いので勘違いかもしれませんが、ここ等でもG-SYNCの動作についての討論があります。
時期的にまだG-SYNC Compatibleが出る前のG-SYNCモジュール時代のスレッドなので、昔のG-SYNCから異常があったのかもしれません。

Radeonではウィンドウモード時は効きませんが、ボーダレスウィンドウでは全く問題なく動作していました。
Radeonのドライバでは縁付きのウィンドウモードとボーダーレスウィンドウは明確に処理が分かれているという事です。
そういう意味ではディスプレイ同期技術のみでいうとRadeonの方が優れているのかもしれません。
ただしVega 56の時はドライババージョンによっては妙に滑らかさが足りない時があったり、私は購入していないRX 5700XTではFreeSyncをオンにすると不具合が出るというのを掲示板で見た事もあるので、Radeonなら絶対大丈夫、と言う訳ではありません。
上でさらっと書いていますがVega 56の時はJust Cause 3ではどのモードでもFreeSyncが効かず、AMDの不具合報告から報告もしたんですが最後まで直りませんでした。                                                 

G-SYNCは2014年後半・FreeSyncは2015年前半から実用開始している規格ですが、未だに完璧とは言えないのは残念なところです。
まぁ正直PCゲーマーというと対戦ゲーマーの方が声が大きく、私のように僅かな遅延などどうでも良く滑らかさ最重視のシングルゲーム派の要望はなかなか届かないのが実情です。
資金力の問題もあるので完璧な環境は多分作れないでしょうが、これからも可能な限り滑らかなヌルヌルゲーム環境を目指したいと思っています。



※追記
最近コメントして下さる「NITRO+ RX Vega 56ユーザー」さん (GeForceも多数お持ちのようですが) によると、G-SYNC Compatible認証を取っていないACERのFreeSyncモニターでもウィンドウモードでカクつかないとの事で色々再テストしてみました。
情報を整理してみると、私の環境でもウィンドウモードで動作自体はしている事・フルスクリーンだと滑らかなのにウィンドウモードでは一定間隔でカクツク事などから、Radeonドライバでは問題が無かった常駐ソフトのどれかとの相性が悪いのではないかと当たりを付けました。

Pendulum Demoをウィンドウモードで流しながら常駐を一つ一つ落としていった結果、とうとう原因を突き止めました。
タスクバー拡張ソフトの7+ Taskbar Tweakerのせいでした。
このソフトの常駐を停止させる事により一定間隔で起きていたカクツキが無くなり、ウィンドウモードやボーダーレスウィンドウモードでG-SYNCが正常動作するようになりました。
なおFS2735のインフォメーションを見ると、ボーダーレスウィンドウ時は相変わらずfVが激しく上下しているので上記に書いた動き自体は変わっていないようですが、見た目的に滑らかに感じられれば全く問題無いので気にしない事にします。

問題解決のきっかけを下さった「NITRO+ RX Vega 56ユーザー」さんに感謝いたします。

※追記2
なんとなくもう少し細かく追試してみたところ、7+ Taskbar Tweakerの「タスクトレイの時刻に秒数を表示」がオンの時にカクツク事が判明しました。
このオプションを使用しなければ7+ Taskbar Tweaker自体は使用可能です。

ちなみに何もしなくてもたまにちょっとしたカクツキが出る事がありますが、例えばこのブログページをブラウザで開いた状態で背景にしただけでもちょこちょこカクツクので、ウィンドウモードのG-SYNCはかなりデリケートな機能のようです。
確かに初期状態ではフルスクリーンのみにチェックが入ってますからね。
HWiNFOなんかもモニタリング項目の取捨選択をしないとカクツキの原因になるかもしれません。
参考までに現在使用しているHWiNFO64は6.20ですが、私のメインマシンではセンサー設定を見ると195項目をオフにしている状態です。



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ACER VG240YSbmiipxではフルスクリーンと仮想フルスクリーンでG-SYNC挙動に変化ありませんでした。

あと120Hzと165HzでLFCのしきい値や上限倍率が変化します。120Hzでは20fpsで60Hzと3倍LFCとなった。

165Hzでは54fpsまでは等倍の54Hzになる。
※120Hzでは50fpsまで等倍だった。
53Hz台から25fpsまでは2倍LFCで25fps時で50Hzとなる。
20fpsでは3倍にならず80Hzで4倍LFCと飛んでしまう。

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