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CFD PG3VNF 1TB (CSSD-M2B1TPG3VNF)

メインマシン用のシステムドライブとして使用中のCrucial M550 512GB (CT512M550SSD1) でS.M.A.R.T値に謎の変動値が出るようになったので、代替のシステムドライブ用にCFD PG3VNF 1TB (CSSD-M2B1TPG3VNF) を購入してみました。
今更ですが個人的には初のNVMe M.2 SSDです。


CSSD-M2B1TPG3VNF_001.jpg

製品箱表面です。
中々のダサさですが、まぁパーツの性能には関係無いので製品に影響を及ぼしそうな箱潰れとかが無ければ気にする必要はありません。



CSSD-M2B1TPG3VNF_002.jpg

箱裏面です。
この面自体が保証書代わりのようなので箱は取っておいた方がいいでしょう。



CSSD-M2B1TPG3VNF_004.jpg
CSSD-M2B1TPG3VNF_003.jpg

箱両脇はテープで封印されています。



CSSD-M2B1TPG3VNF_005.jpg

内箱にこのように納められていました。
説明書やドライブコピーツールなどは一切付属していません。



CSSD-M2B1TPG3VNF_006.jpg

SSD本体です。
世界初のPCI-E Gen.4 x4コントローラーのPhison Electronics製PS5016-E16が真ん中に鎮座しています。
右側のhynixメモリはキャッシュメモリ、左側の2枚はKIOXIA (旧TOSHIBA) のNANDです。
ちなみにNAMD上のシールのQRコードは読み取るとシリアルが出てきます。
上記写真は一部加工してあるので読み取れないはず…です。



CSSD-M2B1TPG3VNF_007.jpg

使用されているNANDはKIOXIA TABBG65AWVです。
256GBのBiCS4 3D TLC NANDのようです。
裏表2枚ずつ系4枚で1TBの構成です。



CSSD-M2B1TPG3VNF_008.jpg

コントローラーが無いこちらの面には製品シールが貼ってあります。
ご覧の様に私の購入した個体では最新ファームのEGFM11.3になっていました。



CSSD-M2B1TPG3VNF_009.jpg

C8HのM.2スロットのどちらに挿すかちょっと悩みましたが、素直に1に挿す事にしました。
ビデオカードとCPUの間という熱的に過酷な場所ですが、CPUクーラーがツインタワーの大型空冷なので風の流れはあると思います。
ちなみにオフセットデザインのNH-D15Sでこの位置なので、オフセット無しのNH-D15やASSASSIN IIIなどでは若干の被りがあると思われ作業性は悪くなるでしょうね。



CSSD-M2B1TPG3VNF_010.jpg

単純に挿しただけだとこのように左側が浮きます。
ここに外しているC8HのM.2ヒートシンクを押しつけネジ止めする事で固定 + 冷却が出来るという構造です。
ヒートシンク裏の熱伝導シート保護シールを剥がすのを忘れないようにしましょう。
なおC8Hでは、このM.2_1スロットに2280タイプのSSDを装着する場合は別途付属の方のネジやネジ止め用ナットは必要ありません。



・CrystalDiskInfo

CSSD-M2B1TPG3VNF_011.jpg

CrystalDiskInfoの画面です。
製品シールに印刷されていたようにファームはEGFM11.3でした。
現在コンシューマー用では最高速の接続PCIe 4.0x4接続になっているのが確認出来ます。



いくつか簡単にベンチマークの結果を載せておきます。
・CrystalDiskMark

CSSD-M2B1TPG3VNF_012.jpg

CT512M550SSD1_008.jpg

定番のCrystalDiskMarkの結果です。
下側に比較用としてSATA SSDのCrucial M550の結果も載せておきます。

今回購入したPG3VNFはまさに桁が違う速さになっており、個人的に重要視する4K Q1T1でもリードで倍速・ライトで3倍速ほどの速度が出ています。
まぁ正直な話、4K Q1T1の値を見た瞬間このSSDに満足出来たと言っても過言ではありません。



・ATTO Disk Benchmark

CSSD-M2B1TPG3VNF_013.jpg

ATTO Disk Benchmarkの結果です。
なだらかに伸びていき256KBからはビシッとほぼ同じ速度で並んでいるので非常に安定したアクセス速度だと思います。



・AS SSD Benchmark

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AS SSD Benchmarkの結果です。
以前MX300やUltra 3Dで測った時とバージョンが違うので横並び比較出来るのかは分かりませんが、1000強だったSATA SSD群と比べ約8倍のスコアが出ています。



CSSD-M2B1TPG3VNF_015.jpg

AS SSD Benchmark中のCompression-Benchmarkの結果です。
リードは安定していますがライトで2ヵ所落ち込む場所がありますね。



CSSD-M2B1TPG3VNF_016.jpg

AS SSD Benchmark中のCopy-Benchmarkの結果です。

以上のように、さすが現状最速のPCIe 4.0x4接続Phison PS5016-E16コントローラーSSD製品群の1つなので、ベンチマークの結果には非常に満足です。



いくつか雑感を書いておきます。

・温度
私の環境では大体アイドルでは38℃、アクセスなどで温度が上がった時は最高48℃程度です。
ただしアホみたくベンチを掛けまくって負荷を上げた結果ではなく最高200GB程度のデータ移行を行ったくらいです。
ちなみにゲームをやってRTX 2080Sに負荷を掛けまくった時は46℃程度まで上がっていた (ゲーム自体はPG3VNFには入れていないので殆どアクセスしていない状態) ので、ドライブベイで直接ファンで冷やせる2.5インチSSDと違いやはり周辺温度に影響されやすいですね。
CrystalDiskInfoで警報温度55℃に設定して様子見していますが、今のところは1度も警告されたことはありません。


・S.M.A.R.Tでの0Fの増加
上記CrystalDiskInfoでのSSで一番下の行、0F:エラーログエントリー数の値がWindows起動毎に2~3増えてしまいます。
心配になってググってみたところ、他の方のPG3VNFでも0Fの値は伸びているようなのでこれは「エラーログエントリー数」ではなくベンダ固有の何かだと思います…多分


・Windows10の起動時間
ベンチマークではなく実使用においての速度アップはなされているか比べてみました。
システムドライブ用としての購入なので、前システムドライブのM550との比較です。

Crucial M550 512GB
約17秒

CFD PG3VNF 1TB
約15秒

3回ずつ計測した結果です。
どちらも誤差が0.5秒以内だったので丸めています。

SSDを換えて2秒の差…約12%の速度アップです。
これを「SSD換えるだけで2秒の短縮!」と取るか、「あれだけベンチの差があるのに2秒しか縮まらないのか…」と取るかは人それぞれでしょうね。


・ゲームの起動時間
大雑把ですがストップウォッチで計ってみました。
比較に使用したゲームはBorderlands 3です。
現在80GBを越える大容量で、私のメインマシンでゲーム中メモリ使用量が15GB前後になる中々にヘビーなゲームです。
元々SanDisk Ultra 3D SSD 2TBにインストール済みなのでこれとの比較です。

SanDisk Ultra 3D SSD 2TB
55秒

CFD PG3VNF 1TB
55秒

…なるほど、変わらん。
正確にはコンマ数秒速かった感じですが、まぁ1秒以上の差は付きませんでした。
ゲームの起動で55秒も掛かる事で分かるように、各種データ読込も結構してるはずですがこの結果です。
ちなみにこの時間はコマンドライン引数「-nostartupmovies」を付けてオープニングムービーを省略している状態です。



今回NVMe M.2のSSDの選択肢として他には

希少なMarvellコントローラーのPlextor M9PGN Plus
遂に登場したCrucialの上位版NVMe M.2のP5
現在最高のコスパと思われるWD SN550


なども検討しましたが、価格を考えるとM9PGNとP5はPG3VNFと殆ど変わらないため、今回はX570のPCIe4.0x4を生かせるPG3VNFを選択しました。
M9PGNやP5はネットのレビューをみても若干クセがあるように感じたのに対し、PG3VNFはかなり素直に速度が出てる印象だった事もあります。
個人的にはNAND製造会社のSSDの方が信頼出来るのですが、まぁPG3VNFは実質的にコントローラーメーカー Phisonのリファレンスモデルの位置付けのようなのでこれもありかなという感じです。
PhisonはKIOXIAとの関係も良好のようなので勝手に劣化品NANDに変更される恐れもないでしょう。

実際ベンチマークの値は今までのSATAとは比べものにならない結果が出るので満足度は高いですが、上記に書いたように実使用では微妙に速くなったかな…程度でした。

まぁ以前から気付いていた通り、HDDとSSDには絶対に越えられない壁レベルの圧倒的な快適度の差が出るが、SSD同士だとSATAでもNVMeでも殆どの場合体感的には僅かな差しか出ないというのが現実です。
大容量ファイルの転送などでは明らかな体感差は出ると思いますが、その場合は相手ドライブも同等の速度を持つSSDが必須になります。

そういう意味では、上記選択肢の中ではWD SN550が現状として優れたコスパモデルと言えるでしょうね。
まだ情報が不足しているようですが、KIOXIAのEXCERIA NVMe (Plusではない方) もコスパ的に期待出来るようです。

PCIe 4.0のZen2 + X570やB550で最高速を狙いたい方にはPG3VNF (や他のPhison PS5016-E16 SSD) は非常にお勧めというか一択状態ですが、ベンチより体感重視な方はSATAとの価格差が少なく評判の良さそうなSN550やEXCERIA NVMe等の方が無難な選択肢かもしれません。



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