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Transcend Portable SSD ESD310C

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先日発売したばかりのTranscendのポータブルSSD ESD310Cの512GB版を購入してみました。
両端にUSB Type-A端子とType-C端子を備え、WindowsとAndroid両方に (ついでにmacOSにも) 対応するUSBメモリ形状のポータブルSSDです。



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製品箱表面です。
上記公式ページではライト最大950MB/sになっていますが、それは1TB版の仕様で512GB版は900MB/sとなっています。



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製品箱裏面です。



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全内容物です。



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ポータブルSSD本体です。
同社のUSBメモリJetFlash 930Cと比較すれば分かりますが、本当に大きさ的にはUSBメモリと変わりません。



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本体裏面です。



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左側のキャップを外すとType-A端子があります。



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右側のキャップを外すとType-C端子があります。



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うちで一番まともなUSBメモリのSanDisk SDCZ80-032Gと並べてみました。
2014年発売のUSBメモリな事もあり、SSDであるESD310Cの方が小さいくらいです。



早速ベンチマークで計測してみました。

TS512GESD310C_011.png
まずはメインマシンのCROSSHAIR VIII HEROの背面USB3.2 Gen2 Type-A端子に挿して計測しました。
確かにUSBデバイスとしてはかなり優秀な数値が出ており、NVMeのM.2 SSDをUSBケースに入れたデバイスと余り変わらないのではないでしょうか。
シーケンシャルはSATA 6Gb/sの2.5インチSSDよりも優秀です。
95%以上のUSBメモリはRND4K Q1T1のライトがゴミレベルの速度だと思いますが、ランダムはリードもライトもSATA SSDレベルの速度が出ているのでストレスフリーだと思います。



TS512GESD310C_012.png
初回起動時のCrystalDiskInfoのSSは撮り損なったのでベンチマーク直後のやつを載せておきます。
40GB前後のリード・ライトをすると55度になりました。
手で触るとホカホカしていますが、火傷しそうな事はありません。



次にType-C接続で計測しようとした所ハマりました。
CrystalDiskMarkで計測を開始しても最初のSEQ1M Q8T1リードを1~2回計測後ハングアップします
しばらく放置するとESD310Cが勝手にWindowsから切り離されました

まさかの初期不良!?と焦りながら試行錯誤したところ、大体のところは掴めました。
このESD310CはC8HのUSB端子と重度の相性があります。

C8H_061.jpg
マニュアルPDFからC8Hのバックパネル端子図ですが、ここのUSB端子のうち青に塗られた端子②③⑧⑨では正常動作します。
その他の⑩⑪⑫では上記のようにベンチマーク中にハングアップします。

ちなみにケースフロントUSB3.0端子はC8Hのフロント用のUSB3.2 Gen1コネクタに繋いでいますが、こちらもハングアップします。
USB3.2 Gen1コネクタ経由なのに1回目の計測でリード1000MB/sを超える数値を出した後固まっていました。
これ明らかにUSBネゴシエーションが失敗していますね。

とりあえず相性が出ている端子ではどうにもならないので、正常動作する端子で続きの計測をします。



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Type-C端子が正常動作するかのテストをしたいのに直結だと相性で動作不可なので、うちに転がっているType-Cメス - Type-Aオスの変換コネクタ経由で挿して計測しました。
結果Type-A直結と誤差範囲の数値が出ています。
ちなみにこの変換コネクタはAmazonで購入した4個入り数百円の物で、確か5Gb/s表記だった気が…普通に10Gb/s出ていますね。



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C8Hの②③のUSB3.2 Gen1端子に挿した時の結果です。
この端子ではちゃんと5Gb/sでネゴシエーションが成功していて問題ない数値が出ています。



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ちなみにうちにはType-A端子の10Gb/sなUSBハブがあるので、それ経由での結果です。
接続先はもちろん⑧⑨の相性問題の出ない端子です。
シーケンシャル速度が若干落ちますが、ランダムでは全くペナルティはないようです。



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念のためサブマシンのCROSSHAIR VI HEROでも計測してみました。
こちらではバックパネルのType-C端子に直結で問題なく計測は完了します。
ただしご覧の通り若干速度が落ちますね。
なおC6Hのマニュアルでは単にUSB3.1としか書いてありませんが、速度からしてGen2 (10Gb/s) 接続だと思います。



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これは同じくC6H経由の、ケースフロントUSB端子に挿した時の数値です。
5Gb/s接続として正常動作しました。
RND4K Q1T1だけ若干落ちている感じですが、他はC8Hの5Gb/s端子より安定していい数値が出ています。



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C8Hの相性問題のせいで試行錯誤しながらCrystalDiskMarkを掛けまくっていましたが、ふとCrystalDiskInfoを見ると驚愕の事実が…。
246GBの書き込みで残り寿命が1減っています。
仮に実容量477GBの約半分、238GB位の書き込みで寿命が1減るとすると、約24TBの書き込みで寿命切れ判定になってしまう気が…一桁少なくないですかこれ。



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Android13なPixel 4a (5G)でType-C直結でテストしました。
残念ながらUSBデバイスを計れるベンチマークが無いので1.8GBのtsファイルを内蔵ストレージからコピーしてみました。
Pixel 4a (5G) のUSB端子はUSB3.1 Gen1な事もありPCほどの速度は出ませんが、それでも一般的なUSBメモリとは比べ物にならない速度で書き込めます。



大体の使用感は上で書いていますが、大雑把に纏めてみます。

・大きさは一般的なUSBメモリ並
同じTranscendのJetFlash 930Cとほぼ同じ大きさなのにUSBメモリではなくポータブルSSDです。


・十分な速度
大体のイメージはNVMe SSDとSATA SSDの中間位という感じです。
シーケンシャルは遅めのNVMe並、ランダムはSATA並かなと思います。
これがただのUSB SSDなら普通かなと感じますが、USBメモリ並の大きさでこの速度なので全く不満はありません。


・(多分) X570チップセットと相性がキツイ
まぁ我が家にはX570のマザーはC8Hしかないので断言は出来ませんが、同じASUSのX370なC6Hでは相性は出なかったのでX570が怪しいかなと感じています。
ちなみに上記テスト中に使用しているUSB 10Gb/sハブですが、一番正常に動きそうな⑧⑨の端子に繋いでもハブの4ポート中3番を使用するとハングアップするのでX570のUSBはかなりダメな感じです。(X370のC6Hでは全ポート問題無し)
あとX370では相性こそありませんが、ちょっと仕様上より遅い感じはしたのでこの辺がAMDクオリティかなと思います。


・発熱は普通にある
とりあえずうちではベンチマーク直後に55℃になっているのは確認しました。
あとPixel 4a (5G) に接続中は妙に発熱する感じもありますが、いずれにしても素手で触り火傷までは全然行かない程度には抑えられています。ホカホカですが。


・キャップの紛失に注意
上記写真で分かりますが、外したキャップを反対側に付けておくとかが出来ないので無くす可能性があります。


・アクセスランプがない
これはちょっと残念でした。


・妙に書き込み寿命が少ない
今回のベンチマークをやっていただけで寿命が1%減りました。
計算上25TB未満で寿命切れなので、毎日大量のデータ転送用などの使用目的で購入するとあっという間に寿命を迎える可能性もあります。
私の場合そういう目的ではないのでベンチマークを取り終わった今後はそれほど減らないとは思いますが…512GB SSDなので正直200TB程度の寿命は欲しかったですね。



X570との相性や寿命の妙な少なさはちょっと気になりますが、基本的には高速で優秀なUSBデバイスです。
参考までに私の手持ち中2つのUSBメモリのベンチマークを載せておきます。


SDCZ80-032G_001.png
私の手持ちで一番快適なUSBメモリです。
2014年発売物と古いのですが、その分もしかするとMLCタイプかもしれません。
注目はRND4Kのリード・ライト値ですね。



SDCZ810-064G_001.png
これは現行品です。
ご覧の通り、リード値は十分素晴らしいのですがRND4Kのライト値がゴミすぎるので実用上は厳しいです。
今はAcronis True Image WD Editionの起動メディアとして使用しているので基本リードしかしていません。

これらと比べると、並のSATA SSDより高速なESD310Cは非常に使い勝手がいいです。
商品区分はポータブルSSDですが、私の使用範囲ではUSBメモリと同じ感じで使えているので超快適なUSBメモリという認識でもいいかと思います。


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