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Leofoto MT-04 + LH-25R ミニ三脚雲台セット

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MT-04+LH-25R ミニ三脚雲台セット | 株式会社ワイドトレード
発売時からずっと気になっていたLeofotoのミニ三脚のMT-04の雲台セットを購入しました。
模倣品で溢れる中華カメラアクセサリー界でも何故か未だにコピーされていない多関節ミニ三脚です。


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製品箱です。



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全内容物です。
布袋ケースに入った本体と六角棒レンチ、保証書です。
この布袋ケースは高級感は感じられますが汚れや傷にかなり弱そうなので、正直三脚のケースには不向きではないかと感じました。
手書きでシリアルが書かれた保証書は初めてです。



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三脚本体のMT-04と雲台のLH-25Rです。
この形態で自撮り棒にという謳い文句もありますが、流石に自撮り棒としてはちょっと重たいと思います。



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ロックが掛かる脚の開きはこの3箇所です。
脚の根元の六角ネジでフリクションを変えられるので、カメラの重さ次第では途中の開き具合でも安定させることが出来そうです。



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2段目の脚を開いたところです。



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3段目まで開くとこんな感じです。
海外ではスパイダータイプ三脚と表記されていますが、まさにそんな感じです。



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脚の開きも段数も曲げ具合も3つの脚を個別に調整出来るので、このような段差があるところでも問題なく設置出来ます。



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MT-04の雲台用ネジは3/8インチネジです。
ネジの高さは実測6.82ミリだったので、3/8インチネジ対応の雲台ならほとんどの物が使用可能と思います。



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雲台のLH-25Rです。
ボール径は25mmと割と小さめですが、さすが高級中華メーカーのLeofotoだけあり精度は高いです。
ダブルパノラマ仕様になっていますが、ベース部のパノラマは専用ノブはなくボール固定用ノブを大きく緩めると回るようになっています。
つまりパノラマ・ボールがフリーの状態から締めていくと、先にパノラマが固定され更に締めるとボールが固定されるという動きです。

クランプの最大開きは実測37.78mmでした。


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雲台底面のネジ穴は3/8インチで、深さは実測12.75mmでした。
この深さなら殆どの三脚で使用出来そうです。



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LH-25Rに付属のアルカスイス互換プレートNP-50です。



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NP-50の裏面です。
1/4インチネジは手回し用のツマミが付いており、安物プレートと違ってちゃんと動作は固めに作られています。
(安物系の手回しツマミは下に何もない状態だと垂れ下がってきてストレスが半端ないです。)

クランプへの取付部幅は実測38.00mmでした。
流石の精度ですね。



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このNP-50の最大の特徴は、横のネジ2本により回転ズレストッパー機能を使うことが出来る事です。



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この角度だと分かりやすいです。
ただこのストッパーをカメラ前面に添うように付けると、ストラップ穴が左側になってしまいます。
残念ながら私の用途では使えませんね。



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付属の六角棒レンチです。
一番太い2本は3本の脚の根元部分、真ん中の太さは2段目3段目の関節部分とプレートの落下防止ストッパー、一番細いのはプレートの回転ズレストッパー用です。
脚根元のフリクション調整用の六角棒レンチが2本あるのは流石です。
1本だと反対側が空回りして全く調整出来ませんからね。
ちなみに中華格安三脚だと普通に1本しか入っていませんでした。



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G9 PROの常設プレート SWFOTO SP-70QBを装着してみました。
両方とも中華メーカー品としては非常に高い精度を持った製品なためか、全く問題ないハマリ具合です。



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今まで使ってきたベルボンのミニ三脚 EX-323Miniとの最低高状態での比較です。
EX-323Miniは最低でも182mm + アルカスイス互換クランプの高さになりますが、MT-04 + LH-25Rは最低高が112mmなのでかなりのローアングルが可能になりました。
あとあからさまにMT-04の方が質感が上ですが、まぁこれは価格も違いすぎるので (5倍以上) 今は亡きベルボンを責めるのは酷かと思います。



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この距離でもかなり低めのアングルが可能です。
流石にこの被写体を真横からとはいきませんが、もっと離れて焦点距離を上げればより正面からのアングルに近付けます。



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90度の真上からのアングルは (カメラの重量バランス的に) 出来ませんでしたが、これくらいのハイアングルは可能です。



デジモノの物撮り用に使っているメインの中華格安三脚の4倍するクソ高いミニ三脚ですが、流石にお高いだけあって殆ど非の打ち所のない出来です。
高級感・剛性感・操作感全てが高バランスでまとまっています。
3段階に折り畳める脚は、普通の三脚と違い伸ばすだけでなく折り曲げて引っ掛ける事も可能なため、アイディア次第で色々な使い方が可能かと思われます。

正直このお値段 (MT-04 + LH-25Rで実売23000円前後) なので衝動的には購入に踏み切れませんでしたが、某カメラ店の期間限定ポイントが7000円以上あったので思い切って購入しました。

このミニ三脚は本体であるMT-04のみ、MT-04 + LH-25Rの雲台セット、MT-04 + LH-30の雲台セットと3種類の販売形態があります。
折角なのでLeofotoの雲台がどんな精度なのか知りたかったのと、ダブルパノラマ機能の使い勝手が知りたかった事もあり今回はLH-25Rセットを選択しました。
LH-25Rセットは最低高が112mmで、LH-30セットの117mmより5mm低いのも選択理由の一つです。
今のところM.ZUIKO 12-100mm PROよりデカ重のレンズを購入する予定もないので、高精度なら25mmボールでも大丈夫だろうという思いもあります。

実際雲台の出来も素晴らしく、もっとボール径がデカイはずの中華格安三脚の付属雲台より明らかに止まりがいいです。
ただミニ三脚でここまでの雲台を体験してしまうと、メインの三脚もせめて雲台だけでも交換しようかな…と新たな物欲が湧いてしまうのが困りものです。


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